「これからの高尾山」を考えませんか?

「"高尾山学"のススメ」プロジェクトで活動を続けている国際学部石川ゼミナールが10月17日、八王子キャンパスの紅陵祭で「高尾山ミニシンポジウム」を開催しました。
このシンポジウムは、7月より大学近隣のカフェで高尾山に関連した活動を行っている方々を招いて行っているワークショップの拡大版。拓大生はもちろんのこと、紅陵祭に訪れた方にも参加してもらって一緒に「これからの高尾山」を考えることを目的に開催しました。
司会は、石川ゼミの小原さんと酒井さんが担当。
まずは小原さんによる「高尾山学」の紹介からスタートしました。


◎「高尾山学」紹介
石川ゼミのテーマは「経済成長」。大量生産、大量消費、大量廃棄といった経済現象のみではなく、「未来の人たちの社会と生活を維持するために環境に配慮した経済活動とは何なのか」。 について研究しています。
今回、持続可能な社会の研究テーマのひとつとして大学の地元にある
高尾山をテーマに「これからの高尾山を考える」プロジェクトをスタートしました。
※高尾山学とは:ワークショップなどの開催を通じて、ゲスト、学生、地域の方々と議論を重ね、今後、
高尾山と我々がどう付き合っていくべきかの方向性を模索し、社会に発信するプロセス全体を指します。

 
ゲストからの活動紹介のあとは、4~5名に分かれてグループミーティングを行った後、
ゲストへの質問タイムを行い、前半のシンポジウムを終了しました。
休憩を挟んだ後は、後半のスタート。 それぞれの立場で「これからの高尾山」を考えていきます。 まずは、小原さんから石川ゼミナールの考えを述べました。

石川ゼミが考える「これからの高尾山」

高尾山を日本の誇りにしたい、そして高尾山を通して日本の未来を考えていきたいです。私たちの考える
これからの高尾山は、持続可能な社会を考えるための場であり、また開発とうまく付き合っていくヒントを
与えてくれる場にもなると思っています。 現在の日本で、持続可能な社会への障害が数多くある中で、
"高尾山学"を通じて少しでも解決へのヒントを見つけ出したいと思います。

続いて、参加者のみなさんに、「これからの高尾山はどうなるか」を紙に書いてもらい、
グループでの意見交換後、発表を行いました。



参加者とゲストが考えるこれからの高尾山

グループA
自然と人との懸け橋であり続けてほしい。
いろいろな人に登ってもらい高尾山の魅力を知ってもらうことにより、開発の問題などにも目を向けてもらえるのではないかと思う。

グループB
高尾山を自然や環境を考えるきっかけの山にしていきたい、まずは、ゲストの方々から紹介していただいた地元八王子の郷土資料館などに足を運び、歴史と地理を学びたいと思う。

グループC
身近な自然が見える山なので、今ある自然を保ち続けてほしい。
高さでは富士山に及ばないけれどでも、自然が豊かで外国人にも愛される山であってほしい。

また、ゲストのみなさんからは、これから高尾山と接していくために、
・自然に学ぶ姿勢を継続していく
・いろいろな人がみんなで手を取り合って高尾山のことを考える、
・縦横軸などでさまざまな方向から高尾山を考えてみる。
などの意見をいただきました。

石川ゼミ、参加者、ゲストの方々が考える「これからの高尾山」が出そろいシンポジウムが終了。
司会の酒井さんは、「皆さんの発表の中で『人と自然』」というキーワードを書いた方が多く、自分たちが『人と自然をつなげる懸け橋』となったり、『人と自然とが共存』できたらいいな。という想いを
たくさん感じることができました。」とシンポジウムの感想を述べました。
また、小原さんは「高尾山は身近な山であり、人と自然が共存しなければいけないところ」「今日のミニシンポジウムで少しでも高尾山に関心を持っていただいた方がいたらうれしい」「ゲストの方のお話しや皆さんの意見を参考に、引き続き将来の高尾山について考えていきたい」。と述べ、シンポジウムを締めくくりました。
石川ゼミナールは、今後も継続的に大学近隣のカフェなどでワークショップを開催して「これからの高尾山」について議論をしていく予定。議論の内容は、フリーペーパーの発行やSNSでの発信を続けながら、最終的に"高尾山学"の内容をまとめた本の刊行も目指します。

Facebook:: https://www.facebook.com/k.ishikawaseminar
Twitter: @ishikawasemi
フリーペーパー配布場所:八王子キャンパス カフェ「TOUMAI」(八王子キャンパス北門徒歩2分)
                 高尾山近辺の協力店(予定)

・今日のシンポジウムまでに苦労した点は

ゲストの方々との日程調整やプログラムを考えるのが大変でした。どうしたら参加者やゲストの方々と「これからの高尾山」について
一緒に考えることができるか、皆で知恵を出し合いながら
進めていきました。

・今日のシンポジウムを振りかえって

もう少し集客数を増やしたかったのが本音ですが、紅陵祭を見学に来た社会人の方や拓大の他の学部やゼミの学生の参加もあったので、今後の活動への広がりを感じることができました。
無事終了できてホッとしています。

・今後の活動について

シンポジウムの内容や今後のワークショップの告知などを掲載した
フリーペーパーを制作して大学や近隣のカフェで配布予定です。
このプロジェクトは数年間続ける計画ですので、SNSも活用し学内、
学外に積極的に情報発信を続けていきます。

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