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団体名: CDS
(Community Design Supporters) 
団体プロフィール: コミュニティデザイン支援を目的として、工学部デザイン学科工藤研究室の学生(学部4年)8名が立ち上げたボランティアグループ

実施期間:
2014年5月12日~
2014年11月10日

企画概要:

拓殖大学八王子国際キャンパスの程近くに所在する八王子市立高尾山学園は、不登校の子どものために平成16年に設立された日本初の公立小中一貫教育校である。本企画は、高尾山学園と工藤研究室の協働の第一歩として、同学園が重要課題として取り組む「登校および学習意欲の刺激」をデザインの視点から支援しようとするものである。具体的には、小学部児童を主対象として、既存イベント改良または新規イベント企画、コミュニケーションツールの開発等のデザイン提案をおこなう。また、本企画で得られた知見を成果報告書にまとめ、市内外の教育関係者へ配布する。

手順と手法

1)   実態調査(学校サポーター職として3ヶ月間にわたる直接的調査)
2)   調査内容の分析(空間および児童別の調査カードによる内容分析)
3)   デザイン提案と検証(イベント計画やツール制作および実施、使用による検証)
4)   成果報告書の作成と配布


実習スケジュール

4月18日(金) 八王子市立高尾山学園見学およびレクチャー受講
5月12日(月)  実態調査開始(現在、学校サポーターとして学生5名が週3日出校中) 
※ この他、学園内のイベント実施等の状況に応じて随時、
  実地調査をおこなう。 
7月下旬 実態調査終了(学園は夏休み期間開始)
8月下旬 調査内容のまとめとそれにもとづくデザイン提案の作成
9月上旬 高尾山学園側へのプレゼンテーション
9月中旬~10月中旬 提案の一部検証(例:改良または新規イベント実施、
コミュニケーションツール利用) 
11月初旬
(10日予定)
報告書の作成および配布

奨励金:200,000円

登校・学習支援のためのツール制作費(計40,000円)
 デザイン作業代(0円)
  ※ 研究室の機材およびソフトウェアを使用するボランティア作業
 材料等の消耗品費(40,000円)→ 奨励金使用
  2Dおよび3Dプリンタ用材料 30,000円
  厚紙等その他の材料 10,000円

成果報告書制作費(計150,000円)
 デザイン作業代(0円)
  ※ 研究室の機材およびソフトウェアを使用するボランティア作業
 印刷費(150,000円) → 奨励金使用
  A4サイズ・カラー・中綴じ・12ページ(300部) 150,000円(概算)

成果報告書送料(10,000円)
 送料(10,000円) → 奨励金使用

経費合計:200,000円