2016年度第7回学生チャレンジ企画,大学の活性化、社会や地域貢献、国際交流、ボランティアなど、学生の取り組みを大学が応援し、サポートする制度です。

大学の活性化、社会や地域貢献、国際交流、ボランティアなど、
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学チャレレポートvol.4

新しい時代のものづくりを伝えたい!

高尾599ミュージアムものづくりイベント実行委員会,高尾599ミュージアム「自然から学ぶものづくり」,ワークショップ後の振り返りと次回の打ち合わせ,高尾599ミュージアムものづくりイベント実行委員会  メンバー6名

高尾599ミュージアム「自然から学ぶものづくり」で採択された高尾599ミュージアムものづくりイベント実行委員会のメンバーが、8月31日、拓殖大学 産学連携研究センターでワークショップ開催後の振り返りと次回開催への打ち合わせを行いました。
この活動は、八王子・高尾地区の地域貢献をテーマに、自らが学んでいるレーザーカッターの技術と高尾山の間伐材を融合させ、子どもたちに新しい時代のものづくりを体感してもらい、興味を持ってもらうことを目的に活動を行っております。
この日は、8月13日、14日に高尾599ミュージアムで行われた「山の学校~夏の特別授業~」イベントで出展した「高尾の木を使ったレーザーものづくり体験」ワークショップの反省点と今後の改善点を中心にメンバー全員で話し合いを行いました。

「山の学校〜夏の特別授業〜」を振り返って

実施報告 ブース来場者…約300名 購入・体験者…約100名(1日目:51個、2日目:49個)


  • 全体について
  • ・リハーサルをしていなかったので、整理券の配布方法など流れを作るのに時間がかかった。
  • ・受付が近いほうがいい。レーザーとの距離が離れすぎていた。
  • ・子どもたちにレーザーの動きを見せるために、小さな台が必要だった。
  • ・レーザーの特徴や良さをもっとアピールすればよかった。
  • 商品や絵について
  • ・実用性があるものが少なかった。値段の設定も課題
  • ・紐などの付属品が選ぶ種類が多く、お客さんが困っていた。
  • ・絵を書くのがイヤで敬遠する子もいたので、サンプルの絵を用意すればよかった。
  • ・文字(名前や日付)だけ入れるテンプレートを用意すれば体験しやすくなると思う。
  • ・絵を書いてもらうために、図鑑とか参考資料も必要。

「高尾の木を使ったレーザーものづくり体験」ワークショップの様子

メンバーそれぞれが感じた反省点や修正点を述べながら、次回への課題を整理していきました。打ち合わせの中では、反省点だけでなく「子どもたちが楽しく作ってくれてうれしかった」「レーザーのすごさを少しでも感じてもらえたと思う」「ワークショップを開催して、自分たちが少し成長できたと思う」など前向きな感想も多く出ました。次回のワークショップは10月を予定。高尾599ミュージアムをはじめ、紅陵際(10月21〜23日:文京キャンパス)での活動も視野にいれて企画を練っています。夏のワークショップからスタートしたものづくりを伝えるメンバーの熱き活動は、これからも続きます。

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代表者インタビュー 吉田 圭汰 工学部 デザイン学科 4年
とにかく動いてみることが大事。
活動のきっかけ
教授から高尾599ミュージアムの存在を教えていただきました。市役所の方ともいろいろと話をしている中で、ミュージアムを上手に活用したコンテンツが少ないことが分かったので、子供たちや地域の方に向けた企画ができないかと考えました。
ワークショップを開催してみて
当日は、予想していたよりは上手くいきましたが、準備段階での「役割や時間の見える化」ができなかったのが一番の反省点です。メンバーと当日のスケジュールやタスクを共有していたつもりでしたが、実際の運用はなかなか思うようにいかない場面もありました。次回はそこを修正して、個人のスキルを高め、チームとして成長したいと考えています。
今後について
今回の活動は、とにかく動いてみて、そこからたくさんのことを学んできました。いろいろな方の協力をいただき動くことが経験になって、力になると思います。活動を通じて後輩に伝えていきたいと思っています。レーザーカッター技術を引き継いでくれる後輩、待ってます!

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