講評

2022年度 第13回 学生チャレンジ企画振り返って学生チャレンジ企画実行委員長(拓殖大学副学長/商学部教授)潜道 文子

 長引くコロナ禍の影響が残る中、学生たちのチャレンジ活動は、昨年度と比べてかなり活発なものとなり、成果報告発表会では各チームの独創的な活動成果が報告されました。
今年度は、テーマを「ボーダーレス×SDGs」と定め、企画の募集を行いました。応募数は26件であり、昨年度と同様の結果となりました。本報告書では今年度採択された6企画の実施内容と成果、活動を終えての感想や反省点、審査員からのコメントなどを掲載しております。
卒業後、学生たちが社会人として組織へ十分に貢献し、かつ自分自身、満足できる仕事を行っていくためには、立ちふさがる困難に果敢に挑んでいくチャレンジ精神や、工夫してやり遂げる力が必要だと思います。さらに、周りの人々の力を借りたり、アドバイスを受けたりすることができる柔軟性や他者との関係構築能力も重要です。企画採択された6団体は、今回のプロジェクトを通じて、これらの力の重要性に気づいたのではないでしょうか。まさに、人間力が向上したのだと思います。
この報告書を手にしてくださった皆様におかれましては、これを機に新しいチャレンジや興味関心に取り組むきっかけとなりましたら幸いです。
  本イベントも今年度で13回目となりました。学生チャレンジ企画実行委員会を中心に、毎年、プロジェクト遂行に伴って生じる問題点を抽出し、翌年には、より多くの学生たちが成長の機会を得られるイベントとするべく、検討を続けております。今後も、改善・改革を行って参りたいと存じます。
最後になりましたが、今年度も学生たちの企画を積極的に受け入れて下さった行政機関、企業、各種団体や地域活性化等に関わる方々には大変お世話になりました。この場を借りまして厚くお礼申し上げます。

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