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竹の可能性 サステナブルな資源活用

Bamboos 代表:野寺 朔斗(商学部 経営学科 3年)

企画概要

 SDGsの達成年を数年後に控えた現在、日用品市場において持続可能性を重視する消費者から竹製家具の支持が拡大しています。そこで私たちは、間伐によって伐採し、廃棄される竹を利用し、身の回りで使える日常用品を製作します。さらに、大学の学園祭で展示や販売を行い、拓大生や地域の方々といった多くの人達に、バンブー素材が環境に優しいエコ素材であると知ってもらうことを目的として活動します。

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どのようなチャレンジをしたいか
(具体的な目標と期待される成果)

大学生約45人を対象にアンケート調査を行った結果、竹製品を今までに使用したことがある人とバンブー素材を知っている人の割合はそれぞれ、50%程度でした。この結果から、私たちが日頃、竹製品に触れる機会が少ないこととバンブー素材自体の存在やその特性、利点が広く知られてないという点で、竹の認知度が低いことが分かりました。今回、私たちの企画でバンブー素材の魅力と性質を発信し、認知度を向上させることで、多くの消費者に竹製品を購買の選択肢の一つとして認識してもらえるようになると考えています。
この企画の目標は、竹の持つ強度の高い弾力性や耐火性、耐久性といった様々な利点や魅力を広く知らせること、竹を持続可能な素材として再評価すること、そして、竹を使った製品の開発と普及を通して、環境保護への貢献や竹の認知を広めていくことです。具体的には、成長した竹林から伐採し、廃棄される予定の竹を用いたランタンなどの製作や竹について調査・体験したことを資料やポスターにまとめます。最終的に、拓大生を含めたより多くの人に知ってもらうために、完成したものを紅陵祭で展示や販売、さらに、来客に竹ランタンの製作を行う体験会を開催したいと考えています。また、可能であれば地域の小学校や役所に寄贈することも考えています。これらの活動から、紅陵祭でのアンケート調査を基に、竹に関する知識や関心度を70%以上にすることと、SNSのフォロワー数100人以上を達成します。
この企画によって期待される成果は、竹を取り巻く諸問題の認知度の向上や持続可能な資源として再評価され、森林伐採や環境破壊を抑制する一助となることが、考えられます。また、竹をより知ってもらうことで、製品市場の拡大や竹を用いた環境に配慮した生活様式の普及なども挙げられ、竹を生産する地域経済の活性化などのきっかけになると考えます。
現在、放置竹林といった環境問題があるにもかかわらず、我々が日常生活で竹に接する機会は多くないため、このプロジェクトから、
①竹林の保全や再生
②竹産業の振興
③地域の活性化
④環境負荷の軽減
など様々な面で良い影響を与えることができるのではないかと考えられます。

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スケジュール

2024年5月24日~12月14日

5月24日 大学生を中心に竹の認知度に関するアンケート調査の実施
5月31日 八王子国際キャンパスにて、職員と竹の現状についての調査を行う
6月11日 神奈川県小田原市の放置竹林を所有している人と八王子国際キャンパスに訪問することを決定
6月 選考用パワーポイントの作成 発表準備
6月19日 Bamboosインスタグラム開設
6月20日~21日 見本用竹ランタン製作
6月22日 2次選考発表
7月1日 神奈川県小田原市の訪問日程確定
7月中旬 代表、副代表で八王子国際キャンパスに訪問し、職員と打ち合わせを行う
7月下旬から9月 メンバー各自で竹に関する調査を行う
8月29日 神奈川県小田原市の放置竹林の所有者を訪問
竹の伐採、収集を行う
8月下旬から9月上旬 八王子国際キャンパスへ訪問
竹の収集やランタンの作成開始
活動インタビュー実施予定
9月上旬から10月中旬 各自、竹を用いたランタンの製作
紅陵祭に向けて展示物作成
活動報告書作成開始
10月22日 竹ランタン必要個数 完成予定
10月下旬 紅陵祭に向けた会場準備など
11月2日~4日 紅陵祭 竹ランタンの展示、販売、展覧会・体験会の実施
竹に関して、資料やポスターを使って紹介 来場者にアンケート実施
11月中 売上を公益財団法人の京都地域創造募金から「八幡たけくらぶ」へ寄付
11月中旬から12月上旬 活動報告会に向けた準備
12月14日 活動報告会にて成果発表

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メンバー一覧

氏名 学科 学年
野寺 朔斗 経営学科 3年
増山 大起 経営学科 3年
加藤 結愛 経営学科 3年
太田 創詞 経営学科 3年
田村 一晟 経営学科 3年

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