拓大つながりプロジェクト〜知れば知るほど好きになる〜,団体名:国際交流愛好会・国際イベント企画愛好会,代表者:伊藤 伽奈(商学部 国際ビジネス学科 4年) 実施報告書

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  • 実施内容・成果
  • 反省点など
  • 収支報告
  • 報告書、レポート一覧

スケジュール

実施期間・日程 平成28年7月1日〜11月14日

7月4日 室達やしろ先輩 インタビュー
7月5日 現役生インタビュー 約20名@文京キャンパス
7月6日 現役生インタビューまとめ 打ち合わせ
訪問先スケジュールの作成・インタビュー内容の作成
7月9日 北海道連合会創設60周年学友大会@札幌
7月11日 拓殖大学北海道短期大学 訪問
7月12日 豊富 酪農家白田先輩 訪問
7月16日 打ち合わせ
7月19日 OB・OGインタビュー 室達康宏先輩
8月6日 宮城県支部創立70周年総会@仙台
8月14日 徳島県支部学友会 阿波踊り
8月15日 淡路島 永田秀次郎氏(拓大第4代総長)お墓参り
8月31日〜9月13日 インド 拓殖大学麗澤派遣団にて4名のOB・OG訪問
9月24日 紅陵祭に向けての準備①
10月1日 紅陵祭に向けての準備②
10月8日 紅陵祭に向けての準備③(紅会との合同練習)
10月10日 桂太郎公のお墓参り
10月13日 社会人基礎力育成グランプリへの参加
10月21日〜23日 学友会HP活動情報掲載
紅陵祭(展示)
(1)インタビュー記事の展示コーナー
(2)動画視聴コーナー
(3)現役生×卒業生 交流コーナー
(4)拓大秘蔵お宝コレクション・卒業アルバム展示コーナー
10月22日 紅会・吹奏楽部・チアリーディング同好会と合同発表
10月27日 ブラジル研究会OB・OG会
11月3日 拓殖招魂社秋季例祭に参加
11月14日 成果報告発表会の準備・現役生インタビュー

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実施内容・成果

  拓殖大学の建学の精神を受け継ぎ、世界で活躍する先輩方。そして、エネルギー溢れ、新たな国際人を目指す現役生。この2つを繋げることで“新たな可能性が生まれるのではないか”と考え、このプロジェクトを始めました。まず、私達は現役生と卒業生の繋がりについての現状を把握するため、現役生にアンケートを行いました。結果は予想以上に卒業生との繋がりを持たない学生が多く、その理由として繋がる手段がないというものがほとんどでした。また、今後卒業生との繋がりを持ちたいという学生も多く、私達の活動の必要性を感じました。
JR北海道の車内にて拓大の先輩と遭遇しインタビュー。宮城県支部総会にて大内幹男会長をインタビューした時の様子。JR北海道の車内にて拓大の先輩と遭遇しインタビュー。
 6~10月には卒業生を取材するため、多くの卒業生が集まる北海道連合学友会や宮城県学友会、徳島県学友会などの同窓会、インドやブラジル、スーダンなど国内外で活躍する先輩方約400名に会いました。どの先輩からも、拓殖大学は何を目指し歴史を歩んで来たのか、拓大の伝統とは何なのか、そして、今の私達現役生が何を考え進むべきなのか、多くの示唆をいただきました。先輩方の活き活きと語る姿はまさにフロンティア精神みなぎる憧れの拓大生像そのもので、改めて先輩方の存在が拓殖大学の魅力のひとつなのだと実感しました。
 紅陵祭では現役生に拓殖大学の魅力、先輩方の魅力を伝え、繋がりを持ちたくなるよう、これまでの活動内容を記事や動画にまとめ発表、展示をしました。それ以外にも事前に募集した現役生からの質問に、卒業生が返事を書いて投函する“つながりポスト”を設置し、31組の手紙による繋がりを図りました。また、軽食を食べながら直接卒業生と現役生、未来の拓大生が気軽に交流出来るスペースも作り、「卒業生と現役生、拓大への受験を考えている高校生」それぞれ合わせて13組の世代を越えた交流も実現することが出来ました。
徳島学友会にて2016徳島阿波踊り
 また嬉しかった出来事は、紅陵祭2日目に行われた紅会(拓大応援団OBの組織名)と現役生による合同発表会にて、約150人以上の先輩方の前で「拓大つながりプロジェクトの活動を通じて感じた先輩への思いと、今後への決意」を発表したことです。その発表終了直後、多くの先輩方から激励とお褒めの言葉を頂きました。25人の先輩方から活動に対する評価アンケートに答えて頂くことができました。このアンケートは、第三者からの客観的なフィードバックとして今後の活動に活きる大きな成果となるものでした。また、発表後、学友会の方々に、私たちの活動を応援するお気持ちとして「支援金」を頂きました。先輩方から正式に活動を評価して頂き「支援金」を頂いた事は、非常に名誉なことであり、チームの士気も更に高まりました。 紅陵祭にて
 “絆”が現役生と卒業生との間に生まれたと私たちに実感させる成果だったと言えます。メンバー全体が今まで以上に自信を持って多くの現役生に“つながる”ことの魅力を伝えていけるようになりました。
 今後の活動としては、活動メンバーを増やし、まだ拓殖大学の魅力に気づいていない多くの学生を巻き込むことで拓殖大学全体の活性化を目指します。

詳しい内容は、Youtubeチャンネル『拓大国際化プロジェクト』にて動画配信中。

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反省点など

 今回の私たちの大きな反省点として、インタビュー時と動画作成時の2つの場面が挙げられます。
 インタビュー時では、「取材者の人数不足」です。各学友会、100人規模の先輩方がいらしており、私たちの企画内容をお伝えすると、多くの先輩方がインタビューに快く承諾してくださいました。しかし、企画メンバーで学友会に取材に訪れたのは2人から4人。承諾してくださった先輩方に対して、取材側の人数が圧倒的に足りませんでした。そのため貴重な機会であったにもかかわらず、承諾して頂いた先輩方の中には、満足なインタビューが出来なかった方もいることが反省点です。
 また、動画を作成する上での反省点が2点あります。1つ目はインタビューです。出演者と取材者の十分な話し合いができなかったため、インタビューが計画通りにうまくいかない事がありました。2つ目は映像編集作業です。編集後の構想が曖昧だったため、撮影後の編集作業やカットなどに時間がかかってしまいました。それらを踏まえ、次の撮影前には話し合い、構想を練ることで改善しました。
 今回の活動を通して、私たちの企画内容を認知してもらうことの難しさを痛感しました。当初、周知させるためには、効果的な動画を取り入れなくてはいけないと思っていました。しかし広報のツールとして動画を使うことは、機材の費用、動画作成の時間がかかり、多くの人が動画を見るとは限らないということです。反対に、紅陵祭でブースを出し、アナログな方法で直接人に話して伝えることによって、想いや活動をしっかり認知してもらえました。
 最後になりますが、この「拓大つながりプロジェクト」に携わって下さった関係者の方々、並びにご協力頂いた全ての方に、心より感謝申し上げます。どんどん若い下の代へと引き継ぎ、今後とも末永く、拓殖大学の更なる発展と活性化につながる活動をしていきますのでどうぞご支援ご協力よろしくお願い致します。

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収支報告

支出総額 479,411円 奨励金 270,000円

[収入] 拓殖大学学友会から支援金 ¥30,000 [自己負担金] ¥179,411

内訳

項目 個数 小計

交通費

【北海道学友会】2名で参加 成田から新千歳空港まで

2名 ¥32,580

 

豊富(白田先輩宅)から深川(北海道短期大学)

2名 ¥14,900

 

深川(北海道短期大学)から札幌(新千歳空港)

2名 ¥2,060

 

新千歳から成田

2名 ¥14,900

 

【宮城県学友会】6名で参加 池袋から仙台

6名 ¥31,800

 

仙台から東京(新幹線4名 バス2名)

6名 ¥62,250

 

【徳島県学友会】4名で参加 行き
東京から香川まで(新幹線2名)

6名 ¥29,720

 

東京から岡山まで(新幹線1名)

1名 ¥16,620

 

羽田から徳島まで(飛行機1名)

1名 ¥28,294

 

香川から徳島まで(電車2名)

2名 ¥2,640

 

帰り 神戸から東京まで(新幹線4名)

4名 ¥56,640

宿泊費

【北海道学友会】ビジネスホテル2名

2名 ¥10,000

 

【宮城県学友会】仙台国際ホテル1名

1名 ¥9,180

 

【徳島県学友会】ビジネスホテルワカバ2名(阿波踊りの前入りのため宿泊)

2名 ¥10,600

 

旅館4名(翌日永田秀次郎先生のお墓参り同行のため宿泊)

4名 ¥29,200

交際費

徳島県支部学友会 会費4名

4名 ¥40,000

物品費

Final Cut Pro(動画編集ソフト)1点

1点 ¥35,000

 

SDカード(動画記録のため)   ¥20,120

 

カメラ用品(動画撮影用のマイク接続用備品)

  ¥2,419

 

文具代(インタビュー用)ホワイトボード・ホワイトボード用ペン

  ¥433

 

ホワイトボードセット

  ¥324

 

装飾品(養生テープ、画用紙、ペーパーカップ)

  ¥2,916

 

写真プリント代

  ¥10,296

紅陵祭用備品 

交流スペースの軽食代(飲み物、お菓子)

  ¥1,879

合計:479,411円

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