拓繋がる4,330kmカンボジア
読み聞かせプロジェクト,団体名:鄭偉ゼミナール,代表者:草野 勇太(政経学部 法律政治学科 4年) 実施報告書

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  • 実施内容・成果
  • 反省点など
  • 収支報告
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スケジュール

実施期間・日程 平成28年6月1日〜12月19日

6月1日〜7月4日 ゼミ活動での打ち合わせ
7月11日 テスト撮影
8月1日 撮影の打ち合わせ
8月9日 撮影
9月6日 撮影
9月19日 撮影
11月、12月 Facebook、YouTubeへの投稿

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実施内容・成果

 カンボジア教育へ貢献する国際交流、及び日本文化の海外発信を目的としてこのプロジェクトを企画しました。4年ゼミ長の金田航弥が文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」を利用して、2016年4月からカンボジアのメコン大学に在籍し、彼を窓口として我々はカンボジアに興味を持ち、現地の若者との交流を少しずつ持ち始めました。「日本を理解してもらう、現地学生との交流による相互理解」をキーワードに、日本に関する図書を私たちで分かりやすく解説し、それを10分単位の映像で現地の大学生に紹介します。さらに、紹介した図書の寄付と共に、広く浅く日本のことを日本人大学生の視点から紹介し、ネットでの交流を通してさらに異文化理解を深めていくことを狙いとしました。カンボジアはこれから発展する国としてまだ多くの支援が必要とされている国です。多くの子供が義務教育を受けられず、初等学校の最終学歴においては日本の7割にも達していません。そのため、カンボジアは、3月11日を国民読書の日に制定し「読書は教育の鍵」とカンボジア教育省から教育向上に向けて動き出している最中です。

8月9日 自習室での撮影風景
 そこで私たちは、映像中心という時代の流れに沿い、日本に関する本を自ら分りやすく要約し、動画を作成。また現地の学生が興味のある日本の学生のライフスタイルなどを動画で作成しました。そのため現地にいる金田を通して、動画で直した方がいいところなどの意見交換を行いました。
 12月1日にメコン大学の講堂で自分たちの動画の視聴会を実施しました。制作した動画はカンボジアのFacebookとYouTubeに投稿して多くの方に自分たちの活動を知ってもらうように取り組みました。
9月19日 C館511 打ち合わせ、撮影風景
 メコン大学の日本語ビジネス学科の先生にも興味を持ってもらい、現地での視聴会を実施したところ、現地の学生から日本の文化、本に対する興味、関心向上に貢献できました。
 現地の日本語学科の先生からは、日本の大学と交流する機会をもっと増やしてほしいなどと評価をいただきました。Facebook、YouTubeなどの投稿も現地の学生に共有してもらうことで多くの学生に観てもらうことに成功しました。
 12月19日までの活動は、新しくできた動画をメコン大学での視聴会と完成した動画をYouTube、Facebookに投稿しました。
10月上旬 現地の学生に映像を視聴してもらっている様子

詳しい内容は、
繋がる4330kmカンボジア読み聞かせプロジェクト No.1
繋がる4330kmカンボジア読み聞かせプロジェクト No.2
にて動画配信中。

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反省点など

 夏休み中の撮影についてのスケジュール日程をしっかり決めるべきでした。スケジュールをしっかり決めていなかったため、撮影を行う際にゼミメンバーの集まりが悪いことが何回かありました。また動画を撮った後の編集をする際に多くの時間が必要になるため、夏休みに入る前から準備と撮影を行うべきでした。活動期間内に3年生の撮影も終わっていないところも反省点です。
 最初の予定では、多くの本の要約をしようを予定していましたが、実際は、一人一冊の要約で終わってしまい思うように進みませんでした。計画していたプラン通りに実行に移せなかったところもスケジュールをちゃんと考えて行動すればよかったと感じます。
 また当初予定していた現地の学生とのネット交流は、現地学生が午前中で大学が終わると午後の時間は、出稼ぎに行ってしまうため自分たちのゼミの時間との日程が合わず実現することができませんでした。現地の学生の現状を考えずに決めてしまったこと、現地にいる金田とカンボジア学生のライフスタイルをしっかり聞いていなかったことが反省としてあげられます。

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収支報告

支出総額 158,638円 奨励金 200,000円

内訳

項目 個数 小計

動画撮影の機材

MacBook 動画編集に使用

  ¥148,284

 

ポータブルHDD 撮影をした動画の保存に使用

  ¥7,480

 

USBメモリー32G 撮影動画の保存、移動に使用

  ¥2,874

合計:158,638円
※当初の計画と一部変更があり、残金¥41,362円は大学に返還。

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