第3回 学生チャレンジ優秀企画学チャレ・レポート!
学生チャレンジ企画、いよいよ始動!
優秀企画に選ばれたチームが実際に活動する様子を、ホームページで皆さんにお伝えします!
CASE1 |
国際学部 佐藤ゼミ有志 私たちができる地域貢献 -小学校での英語活動を通して- |
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対象活動 | 八王子市立館小中学校 サタスタでの英語活動 |
参加者 |
◎拓殖大学
佐藤ゼミ 学生6名 佐藤明彦 准教授
◎東京都八王子市立館小中学校(活動実施校)
佐々木恵子副校長先生、森田彰先生 児童17名 |
さまざまな教材を使った活動
「私たちができる地域貢献 ―小学校での英語活動を通してー」というタイトルで学生チャレンジの優秀企画に選ばれた、国際学部佐藤ゼミの学生6名が英語活動をスタート。
東京都八王子市にある市立館小中学校を訪問し、小学生を対象にサタスタの中で英語活動を実施しました。
※サタスタとは、学校が中心となり保護者や地域住民と共同で土曜日に開催する学習会のこと。
※フラッシュカードとは、表に英語、裏に日本語などが書かれたもので、教師が反転させながら提示し、暗記・発音練習をするカードのこと。
前回参加している児童も多いため、和やかな雰囲気の中、学習会が始まりました。
佐藤ゼミの皆さんは、フラッシュカードやピクチャーカードを使いながら児童とひとつになって英語活動を展開。楽しげな声が教室を包んでいたのが印象的でした。
活動終了後は小学校の先生と佐藤ゼミの皆さんが輪になり、受け入れ先の佐々木副校長先生、森田先生から講評をいただきながら反省会。
先生方の言葉に、一同、真剣に耳を傾けていました。
8月には、佐々木副校長先生を交えた指導案検討のための勉強会も。
チャレンジ企画は、順調に滑り出したようです。
学生も楽しんで活動しました
イラストを使った分かりやすい英語活動
楽しそうに英語を学ぶ児童
先生方から助言をいただきました
10:00 | 佐藤先生と佐藤ゼミ 6名でリハーサルと打ち合わせ |
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11:00 | サタスタ開始 |
12:00 | 佐々木副校長先生、森田先生、佐藤准教授、佐藤ゼミ 学生6名で講評、 および、今後の打ち合せ。 |
代表 坪倉 大輔さん
・活動を始めた理由
英語を中心に勉強しているゼミで、学チャレ企画の掲示があってゼミでの活動を地域貢献で生かせないかと先生に話しをもちかけたところ、やってみようと。 ゼミ生みんなで相談しながら計画を進めてきました。
・活動をしてみて
すごく楽しかったです。 反省すべき点はたくさんありますが、前回、6月のサタスタでの活動と比べ今回は子どもたちともいい雰囲気で活動ができて、 先生方からもお褒めいただけたのでほっとしています。
・今後の計画について
夏休み中に佐々木副校長先生、佐藤先生と勉強会をする予定になっています。
先生方と相談しながら今後のことを進めていければと思っています。
学生チャレンジ企画が来年もあればぜひ参加したいです。もちろんそれがなくても活動は継続していくつもりです。
学チャレは、自分たちができること、やりたいことを企画として提出すれば大学がサポートしてくれる、
そんな新しいチャンスを与えてくれる素晴らしいきっかけになりました。
この企画をつくってくれた大学に、本当に感謝しています。
佐々木 恵子副校長先生
これまで大学との関わりといえば、小学校と連携しませんか?と売り込みに行ったり、留学生と連携したいので担当窓口を教えてください、と問い合わせることからのスタートでした。今回のような大学からのオファーは初めてのケース。通常であれば、このように大学側が企画してくれて、きちんとゼミの先生がついて行うというのは、なかなかむずかしいと思います。
だからこそ、非常にありがたい。
東京都の教育は、「地域とともに」がキーワード。
これからの教育にとても必要なことであり、これからにつながる大切な一歩と思います。
いいですね。すごくいいです。純粋で。
6月の初回時には相当きびしいことをいったんですよ(笑)。
分からない子に分からないことを言ったって仕方がないんです。
だから、分からない子にも分かるようにやらなくちゃって。
初回は子供たちも何がどう行われるか分からない状態でやっていましたが、今回は、子供の中でも歌がはじまるのを楽しみにしていたり、
積極的に参加しようとしたりする姿勢があったように感じました。
大学と連携し英語活動が行われることはすばらしいこと。
ぜひ、一過性のものではなく継続してほしいと願っています。
そうしてこの活動を深めていってほしいし、そしていろんな場所へこの活動を広げていってほしいと願っています。地域も間違いなく期待しているはずです。
そして、この中から先生になる方が出てきてくれるとうれしいですね。
次回は、『守山ゼミ・渡邉ゼミ連合』のレポートです。
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