With a child

団体名: 政経学部10組  代表者:政経学部 法律政治学科 1年 岩原 愛 他10名

スケジュール

平成26年8月1日~12月31日

6月29日 八王子キャンパスでコミュニケーション研修 9月21日 球技大会に参加 12月14日 クリスマスパーティ
7月29日 施設(エス・オー・エスこどもの村) 10月29日 ハロウィンに参加 12月31日 活動終了
で打ち合わせ 11月15日 いちょう祭りにスタッフとして参加 1月20日 施設での反省会
8月5・12・19日 施設で子どもたちと勉強会 12月3日 大学で活動報告会    

実施内容・成果

 主に養護施設への訪問や地域活動への参加を通じて、地域貢献というものが何なのかということの学習、自分たちの意識の向上、及び地域貢献そのものの大切さを理解することを目標に活動をしてきました。


事前にコミュニケーション研修を受けて理解を深めた

 本格的な活動の始動は8月からだったのですが、それに備えて6月には事前研修を行いました。研修は、メンバーの結束力を強めることを目的とした、コミュニケーション能力を高めるためのもので、講師は大学の就職課の方にお願いしました。
 コミュニケーション研修では養護施設という普通の子どもとは違った環境にいる子どもたちと一緒に活動していくにあたっての指針、意識していかなければならないことなどのレクチャーを受け、全員で共有しました。
 7月29日には、政経10組として初めて活動を受け入れてもらう施設「エス・オー・エスこどもの村」を訪問しました。そこで私たちは施設の方々と今後の活動について話し合いました。結果、施設の方からの要望で8月に訪問し子どもたちに勉強を教える勉強会を行うことになりました。
 


施設の方からのレクチャーをメンバー全員で共有した

8月5日、12日、19日には、施設を訪れて勉強会を開きました。勉強会が終了した後には自分たちで考えた遊びのプログラムを実施しました。子どもたちが飽きてしまわないようにプログラムを作っていくのが難しく、今後の課題となりました。
 9月21日には改めて施設を訪問、子どもたちと行う四度目の活動をしました。がっちゃんおにという鬼ごっこの一種、だるまさんが転んだや伝言ゲームなどを子どもたちと一緒に遊びました。
 10月29日はハロウィンということで、仮装パーティを行いました。施設内の子どもたちの家の前でお菓子配りをしたり、ビンゴ大会で子どもたちにプレゼントを贈ったりしました。
 


ハロウィンパーティは仮装して参加

 11月15日は八王子市主催のお祭りである『いちょう祭り』に、スタッフとして参加しました。主に雑貨屋や花屋の手伝いをし、雑貨屋ではぬいぐるみの品出しや売り込み、花屋では花の梱包や陳列販売のサポートをしました。子どもたちと直接関わる活動ではありませんでしたが、地域貢献についての理解を深めることが出来た活動でした。
 12月3日、活動も終盤に近づいてきたため私たちは活動報告会を開きました。
今までの活動を振り返り、最後の活動であるクリスマスパーティを最高の形で締めくくる準備をしました。
 12月14日、活動最終日。私たちはクリスマスパーティを行いました。施設側からのリクエストでハロウィンの時と同様に仮装をし、チキンやケーキ、プレゼントを用意、その後いくつかのゲームを行いました。子どもたちもとても喜んでくれて、プレゼントを持って楽しそうに笑っている姿は最大の結果でした。学生チャレンジ企画最後の活動として、大成功の結果を残せました。

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反省点など

 養護施設「エス・オー・エスこどもの村」の子どもたちや職員の方々、地域の方々と非常に親密な交流を行うことが出来ました。子どもたちがどうすれば喜んでくれるのかを考えて、それを実行することは難しかったのですが、とても楽しくて充実し、子どもたちと普段触れ合うことのない私たちが子どもたちの輪に入り喜んでもらえるように企画・活動していくことは、地域貢献に対して理解を深めるという当初の目的を果たすことにも繋がりました。
 「チャレンジ企画でなくとも、今後も施設にボランティアで来て欲しい」との施設の方の申し入れは、私たちの自信になりました。
 また、一つの目標にグループの全員が一丸となって取り組むことの大切さ、一生懸命に考えた企画を子どもたちが喜んでくれた時の達成感などは、一際強く私たちの心に残っているように思います。
 私たちは一年生です。大学生という新しい環境での、学生チャレンジでの新たな挑戦は、諸手を上げての大成功とは言えなかったかもしれません。しかし、大学一年生としてこの学生企画に挑戦出来たことは、何事にも代えがたい良い経験になりました。この活動を通して得た様々なものを、今後の学生生活に生かしていけたらと思います。

【反省点など】
 活動以外で子どもたちと触れ合う機会があまりなかったせいか、子どもたちの考えている・感じていることの理解があまり出来ていませんでした。時おり大学生メンバーのみで固まって行動してしまったこともあり、自分たちからの歩み寄りが足りなかったことが一番大きな反省点です。
 遊びや企画の説明に手間取ってしまい、子どもたちの全員が遊びのルールを理解することが出来なかったことも多々ありました。もっと簡潔に、分かりやすく伝えるべきだったと反省しています。具体的にはがっちゃんおになどの知名度があまり高くない遊びの内容の説明や、遊びと遊びのインターバルなどが特に手間取ってしまいました。
 全体としてはハロウィンやクリスマスといった恒例行事の活動時は目標を持って活動することが出来ていたのに対し、自分たちでイベントを作り実行する場合は、子どもたちに対して手持無沙汰になってしまうことが多かったです。その傾向は8月と9月の活動前半期に顕著に現れていました。前述の通り、これもまた歩み寄り、積極性の不足が原因だと思われます。
 今後は、自分たちが子どもたちに対して距離をとってしまわないようにすることが第一だと思います。また途中で活動が止まってしまったことに関しては、そういう場面に遭遇してしまった際に施設の方や指導してくださる方に積極的に相談すること、自分で考えて少しでも行動をすることが改善の第一歩になると考えます。これらのことは意識をするだけで直ることなので、次回以降の活動に生かしていきたいと思います。

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収支報告

支出総額 120,074円 奨励金 120,000円

内訳

項目 小計
交通費 高尾駅~SOS 子供の村のバス代
5,800円
ハロウィンパーティ(お菓子代)
6,932円
ハロウィンパーティ(バケツ代)
子供たちのお菓子を入れるためのバケツ(21個)
2,268円
ハロウィンパーティ(コスチューム代)
施設の方からの“仮装してほしい”との要望から
15,876円
ハロウィンパーティ(ケーキ代) 15,910円
クリスマスパーティ(プレゼント代)
入れ物(サンタブーツ28個)と、中身のお菓子の代金
5,765円
クリスマスパーティ(ケーキ代) 15,293円
クリスマスパーティ(チキン代) 8,640円
クリスマスパーティ(コスチューム代)
施設の方からの“仮装してほしい”との要望から
16,243円
贈呈品 DVD3枚と、縄跳びの縄(10)、大縄(4) 27,347円

合計:120,074円

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