学チャレレポート
vol.2
2024 8.1実施

ベトナムの高校生たちと
日本の懸け橋に

採択団体

日越カルチャー

企画名称

日本とベトナムの文化交流 ~in Vietnam
企画書はこちらから≫

対象活動

現地で披露するソーラン節の練習

参加人数

6名

日越カルチャー

当日の実施内容

文京キャンパスにメンバーが集まり、多目的スタジオでソーラン節の練習を行いました。ベトナムで高校生たちとの交流会において披露する予定のソーラン節。メンバーが集まって練習できる時間も少ないため、汗だくになりながらも何度も練習を行いました。

この日の活動

久しぶりにメンバーがそろい、ソーラン節の練習を行いました。8/20から5日間、ベトナムのカントー市を訪れ地元の高校生たちとの交流会を開催します。そのなかで日本の文化のひとつとしてソーラン節を披露する予定です。手本となる動画を見ながら繰り返し、繰り返し練習。力強さが特徴的なソーラン節。「どっこいしょ、どっこいしょ!」「ソーラン、ソーラン!」と声を出しつつ何度も踊りました。

日越カルチャー
日越カルチャー
日越カルチャー

ソーラン節は通すと約3分半。短いように思うかもしれませんが、1回で全員汗だくです。休憩時間は水分を摂りつつ、動画を囲み難しい振りつけの部分を全員で細かくチェックしました。まだ全員が振りを覚えきれていないため、動画をスロー再生しながら「ここはどうなってる?」「振り向くタイミングは…」と確認し合います。当日は青い法被を着て披露する予定です。

日越カルチャー 日越カルチャー 日越カルチャー

また、現地の高校生たちに配るための、お菓子の買い出しも。たくさんの日本のお菓子を抱えてベトナムへ向かいます。交流会ではソーラン節の披露のほか、折り紙やゲーム、お互いの言葉を学ぶ時間を設けるなど、日本への親近感を持ってもらえるようにさまざまな企画を考え、準備を進めています。

日越カルチャー
日越カルチャー
日越カルチャー

ページ上部へ戻る

商学部 経営学科 3年
日越カルチャー
代表 グエン チョン グエン

活動をはじめたきっかけ

学生時代に頑張ったことを何か残したいと思っていたとき、学チャレのことを知り思い切って応募しました。企画は私自身の体験がベースになっています。ベトナムでの高校時代、先生に紹介され日本留学を考えるようになりました。しかし、日本に来る前は情報をほとんど得られなかったのです。日本語学校のことや奨学金制度など、どこにどうやって申請するのかも分からないままでした。周りの人に聞いても曖昧で不安だったので、日本に興味のある学生たちの窓口となることは意味があると考えました。
ベトナムではホーチミンやハノイなど北側の都市では日系企業も多く、日本への留学の需要があるのですが、カントー市のある南側ではそれも少ないです。そのためもっとカントー市から日本に興味をもつ学生が増えてほしいと思いました。カントー市から日本に留学する学生が増えることで、日本もカントー市に興味を持ち、文化交流も活発になると考えています。

これまでの活動を
振り返って

最初は私とメンバーの高橋さんでやろう、と企画を立ち上げたのですが、そこから人数を集めることが大変でした。ポスターを作り、友人たちに声を掛け合って今のメンバーが集まりました。ベトナム人のボランティアを含め9名でベトナムを訪れる予定です。皆ベトナムに興味を持ってくれていて嬉しいです。折り紙の紹介やゲームなどもメンバーで話し合って決めました。ソーラン節の案も、「小学校の運動会などでやるよ」という意見があり、日本でメジャーな踊りとして紹介するのに良いのではと思ったからです。練習は大変ですが楽しいです。

今日の活動を
振り返って

全体での練習はこの日でまだ4回目。全体練習はあと1回を残すのみで、その後は各自の自主練習で仕上げなくてはいけません。もっと練習しないと、と思っています。全員、ダンスや運動の経験もないので独学でひたすら繰り返して頑張っています。

今後の活動予定や抱負

交流会は私の母校を訪れます。高校生たちは100人くらいが参加してくれる予定なので、準備をしっかりしていきたいです。交流会のあとは、現地の視察もします。水上マーケットや、ベトナム戦争時代に掘られたクチトンネルをメンバーに案内する予定です。ベトナムの歴史や文化をメンバーにも知ってもらえたらと思っています。

ベトナムの高校生たちには「日本に興味があるなら勉強をしっかりしよう」と伝えたいです。私が日本に初めて来たときは、言葉もおぼつかずアルバイトをするのも大変でした。また今はネットでいろいろな情報を検索できるので、調べてみることを伝えるつもりです。SNSも開設しているので、そこを通してメッセージをもらえればサポートしたいとも考えています。日本に来て仕事を得られるベトナムの学生が増えてほしいですし、将来的にはベトナムのことももっと日本に紹介したいと考えています。

ページ上部へ戻る