第4回学生チャレンジ企画実施企画書

case1

団体名グルテンズ
(被災地と拓大生を結ぶ
グルテン)

対象活動Farm-Stayプロジェクト 報告会

参加者 【拓殖大学】
グルテンズ 森嶋、増田
参加学生  中村、酒井

産学連携による小笠原トマトPRデザインプロジェクト

実施内容

被災地と拓大生をグルテンのように結びたいという思いをチーム名に込めた"グルテンズ"。岩手県 岩泉町で拓大生オリジナルによる学生主体の参加型農業、Farm-Stayモデルを企画し、見事採用されました。
10月15日、実際にFarm-Stayプロジェクトに参加した、国際学部2年の中村早穂さんと酒井園香さん、現地と学生の調整役を務めたグルテンズの代表 森島あやめさん、増田歩さんの4人でプロジェクト活動の勉強会を開催しました。



中村さんの活動報告~~ わさび農家 Farm-Stay ~~


わさび農家とのふれあい。

8月24日に東京を夜行バスで出発。岩泉町の坂本さんの家に泊めていただきながら、被災地の方々の力になるため、農作業の手伝いを行いました。

本来は、山に入ってわさびを抜き、その茎の部分を出荷する手伝いをする予定でした。しかし私が行ったときには雨が長引き、茎が痛んで出荷できない状況。結局、根の部分だけ切って出荷することになり、ひたすら葉っぱを落としていく作業を3日間行いました。お世話になった農家さん以外にも、働きに来ているおばさん達にやさしく話かけられたりしたのですが、初日は緊張してたのであまりお話しできませんでした、それでもすごく優しく丁寧に教えてもらい、本当にうれしかったです。

一番大変だったことは、茎を売るために葉っぱを落とす作業。吊るしてある金具にわさびを引っかけて、葉っぱだけ切っていく作業なのですが、そのわさびが入っている金具がすごく重くて。3時間も4時間もやり続けるので大変でした。
初めての交流で、まだまだ何もできていませんでしたが、被災地の方々と実際にふれあえたことは大切な経験となりました。ここから被災地の方々と私たちの絆がはじまっていくと思います。



酒井さんの活動報告~~ 酪農 Farm-Stay ~~ 


酪農とのふれあい。

岩泉でお世話になったのは9月3日から7日まで。私は、酪農家の方のお宅にファームステイで泊めていただきました。
牛が60~70頭くらいいる乳牛農家で、最初は牛が思った以上に大きいことや、牛のにおいになかなか慣れないことなど、初めてばかりの驚きの連続でした。

主な仕事は、牛舎の掃除、牛の餌やりなど、牛の世話に関すること全部やらせてもらいました。大変だったのは干し草ロール。牛にあげる干し草をロールにして、巨大なフォークでほぐして牛舎までもっていくのですが、それがほんと重くてすごい筋肉痛になりました。

うれしい経験は、牛とのふれあい。牛はすごい警戒心の強い生きものと知りました。最初は警戒されて睨まれたり振り向かれて蹴られそうになったりで、4日間やっていけるのかな、って不安でした。それでもおじさんが餌をあげる仕事を任せてくれたり、ブラッシングのかけ方を教えてくれたりしてるうちに、牛とすごく仲良くなれて、最終的には近づいたら私の髪の毛を食べちゃうくらい仲良くなっていました。
そして今回の一番の経験は、牛のお産に立ち会うことができたことです。本当に良い経験になりました。
貴重な生命の誕生に立ち会わせてもらってすごく感動しました。



今回のチャレンジについて

代表 森嶋あやめ さん
国際学部 国際学科 2年

活動するきっかけは、TVT(Takushoku Volunteer Team)の
震災関連で岩手に行ったときに、いろいろ巡った中のひとつに岩泉が ありました。
あの震災を体験した上で、見返りを求めない優しさやとても暖かく
迎えてくれる岩泉の方々のことを好きになってしまいました。
そこで、岩泉の良さを拓大生のみんなにも知ってもらえる機会があればいいなと思ったのが、企画立案のきっかけでした。
今回は私と増田さんとが岩泉と拓大生とのパイプ役となり、
総勢12名に岩泉農家にファームステイしてもらいました。
正直、こんなに大きな企画になるとは思っていなかったので、
すごくうれしく思っています。
この成功を受け、岩泉に限らず地域を広げて、地域と拓大生とを繋げていけたらと思っています。
もちろん来年も岩泉のファームステイはやるつもりです。

Back

Next

▲ 先頭へ戻る