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2025年07月07日
第16回 採択企画決定!
白熱のプレゼンテーション!
7月5日(土)文京キャンパスにおいて、第1次選考(書類審査)を通過した7団体による第2次選考(プレゼンテーション審査)が行われました。
各団体の想いの込められた企画提案は目を見張るものがあり、審査員からもチャレンジ性やテーマ性、主体性といった様々な視点から多くの質問が出され、白熱した展開となりました。
選考の結果、5団体の企画が採択されました。
採択企画の活動状況については順次本ホームページにてレポートします!

第16回 採択企画一覧
団体名 | 企画名 | 活動資金 |
---|---|---|
日越カルチャー | 目指せ!分別マスター! in Vietnam | 232,500円 |
PolyNavi | 「多言語マナーガイド×観光案内ツール」 ~能登半島の魅力を再発見~ |
150,000円 |
T-Connect | タクリンク・スポーツプロジェクト | 75,000円 |
EcoBridge(エコブリッジ) | 日本のゴミ分別を知ってもらおう | 35,000円 |
水辺探し | 子供たちへの水辺体験ライフ~南浅川~ | 55,000円 |
講評

実行委員長 長尾 素子 副学長
本日は7団体から発表があり、どのプレゼンテーションもテーマへの真剣な向き合い方、丁寧な準備、そして強い熱意が伝わってきました。
審査では、持続可能性や地域との連携、社会課題への意識、そして実現可能性といった多様な観点から、委員の間で熱い議論が交わされ、これほど多彩で創造的なアイデアが生まれたことに、大きな希望を感じています。
現代社会では、単に良いものをつくるだけでなく、「どのような価値を、誰に、どう届けるか」が問われています。
皆さんの取り組みは、その問いに対する誠実な挑戦でした。拓殖大学の学生がここまで社会に目を向けていることを、とても誇りに思います。
採択された団体はもちろんですが、惜しくも採択に至らなかった団体も、どれも甲乙つけがたいほど素晴らしい取り組みでした。これからも、今日の学びを糧に、挑戦を続けてください。
皆さんの活動が、大学を、地域を、そして未来を、より良い方向へ導いてくれることを心から期待しています。

日越カルチャー
目指せ!分別マスター! in Vietnam
ベトナムには深刻な環境問題があります。そこで私の母校であるBUI HUU NGHIA高等学校で環境問題に対する意識調査を行ったところ、多くの生徒がゴミ問題に関心があることが分かりました。そこで、母校に赴き、2日間に渡ってゴミ問題への理解を深めるイベントを行います。1日目は、ゴミ分別の理解を深めるレクリエーション、「未来のゴミ箱」のデザインを考えます。2日目は、竹のゴミ箱を制作し、校内に設置します。

PolyNavi
「多言語マナーガイド×観光案内ツール」
~能登半島の魅力を再発見~
近年、外国人旅行者の増加により神社仏閣などでマナー違反や文化のすれ違いが目立っています。その多くは、「知らなかった」ことが原因であり、正しい情報を適切に伝えることができれば防げる問題です。そこで私たちは、外国人旅行者に向けて神社仏閣でのマナーなどをわかりやすく伝える観光ガイドを発信します。紹介する地域は能登半島地震後、観光客が減少している石川県です。文化を伝えながら復興を応援する観光を実現します。

T-Connect
タクリンク・スポーツプロジェクト
近年、屋外で安全に遊ぶ場所の減少や中学での部活動縮小などといった生活様式の変化に伴い、「子供のスポーツ離れ」が進行していると感じています。そこで私たちは小学生・大学生・保護者を対象に調査を行い、その実態を解明するとともに、運動が苦手な子も楽しめる「遊び感覚」のスポーツイベントを企画・実施します。地域と大学とが連携し、誰もが前向きに体を動かすきっかけを提供することを目指します。

EcoBridge(エコブリッジ)
日本のゴミ分別を知ってもらおう
近年、外国人留学生が増えている拓殖大学ですが、留学生の方がゴミの分別について学ぶ機会が少なく分別が分からない現状です。そこで私達は、ゴミ分別の知識と理解度が高まるカードゲームを制作し、多くの留学生に楽しみながらゴミ分別について学ぶ機会を作りたいと考えました。
そして、実際にカードゲームで遊んでもらい、留学生たちがゴミ分別への理解・関心を持ち、実際の生活で役立つ知識を身につけられるようにします。

水辺探し
子供たちへの水辺体験ライフ~南浅川~
昨年10月、八王子市の水辺資源を活用し、地域活性化を目指すイベント「ミズカラ」に参加しました。小学生向けの謎解きや竹の水鉄砲体験を通じて水辺の学びを提供しましたが、竹の水鉄砲は体験だけに留まり、水辺の魅力や危険を知ったうえで小学生が水辺周り含んだ外遊びをしてもらえるような工夫が不足していました。今年は、より水辺への関心と安全に外で楽しむことの大切さを感じてもらえるように、再びミズカラに挑戦します。