講評
2024年度 第15回 学生チャレンジ企画を振り返って学生チャレンジ企画実行委員長
(拓殖大学副学長/商学部教授)潜道 文子

今年度の学生チャレンジ企画は「誰かを笑顔にして、自分も幸せになるのが学チャレ!!」というキャッチフレーズを掲げ、企画の募集を行いました。応募数は9件で、第1次選考と第2次選考を経て、4つの企画が採択されました。
今年度の応募数は、例年と比べると少かったですが、採択された4つの企画はどれも、困難にぶつかりながらも多くのチャレンジを成し遂げたことを物語る、レベルの高い内容でした。特に、4つのうち2つが国際的な活動であり、拓殖大学らしさがよく表れていました。また、どの企画も成果報告発表会時のプレゼンテーションが素晴らしく、一人ひとりが主体性をもって真剣に取り組んできたことの証だと感じました。
今年度で、本企画がスタートして15年が経ちました。採択され、思いきり活動した学生の皆さんからは、達成感や自信など、大きな財産を得たという声が届いています。より多くの学生さんたちがこの取り組みに参加し、大きく成長してその後の人生をより豊かなものにしていってほしいと願い、来年度に向けて、改善点などを検討しております。HPでの紹介内容や応募の仕方なども大きく変わる予定です。ぜひ、4月以降に、特設サイトをのぞいてみてください。そして、「応募してみようかなあ」と思ったら、周りの友達たちを誘って「こんなことをしたら楽しいんじゃないだろうか」や「こうだったらいいのに」と感じられることを企画してみてください。大きなことでなくて、身近な活動でOKです。自分たちで計画、実施してみることがとても大事です。4月と5月には説明会を文京、八王子国際の各キャンパスで開催しますので、是非、参加してみてください。
最後になりましたが、学生たちの活動に、温かいご支援とご協力をいただきました多くの方々に、この場を借りて厚くお礼申し上げます。