子どもたちの安全は、私たちが守る!
採用団体守山・渡邉ゼミ連合
企画名称地域で守ろう「子どもの安全」~通学路の安心・安全
対象活動小学校での「防犯教室」リハーサル
参加人数守山・渡邉ゼミ連合 24名
地域で守ろう「子どもの安全」~通学路の安心・安全で採択された守山・渡邉ゼミ連合は、子どもたちが安全に通学できる地域づくりを目的に活動を行っています。
この日は、メンバーが揃い翌週に控えた「防犯教室」のリハーサルを警視庁の生活安全課の方が立ち会いのもと、会場である文京区立窪町小学校で行いました。
~防犯教室~
こんなときはどうしたらいいの!?
プロジェクターで質問を説明しながら、実際のシチュエーションを演技。
子どもたちに、リアルな場面を体験してもらいながら、防犯への意識を高めてもらいます。
Q1 | 不審者にあった時にどうするか?巻き込まれたらどうするか? あなたならどうする?じっさいにやってみよう! |
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Q2 | 家まで遠いけど、人通りが多い道。 今まで近いけど、人通りが少ない道。 あなたならどっちの道を通る? |
Q3 | 知らない人に手をつかまれた。このままだと連れて行かれちゃう。 あなたならどうする? |
Q4 | さっき変なお兄さんに連れて行かれそうになったことを、お家の人に話した方がいいかな? あなたならどうする? |
Q5 | 知らない人からゲームをやろうと誘われた。 あなたならどうする? |
5つの質問の後は、集団下校時のシチュエーションを設定。
集団下校時に注意しなければいけないポイントを劇を行いながら説明しました。
最後は、今までの質問のおさらいとして、
● 絵で答えるクイズ 2問
● ○×クイズ 8問
を実施。○×クイズは児童に移動してもらい、体を動かしながら理解してもらえるようにしました。
通しのリハーサルは無事終了。リハーサルを見学した警視庁生活安全課の方からは、「よく練られている企画で、大変勉強になりました」。「話すときはもう少しゆっくり。ポイントは繰り返したほうがもっとよくなると思います」などのコメントをいただきました。演技面やプロジェクターの使い方などの反省点を修正し、本番に向けて準備をします。
守山・渡邉ゼミ連合は「防犯教室」をきっかけに、安全な地域づくりへの挑戦を続けます。
文京区立窪町小学校 育成室
田村 祥平氏
協力先からみた今回の活動について
いつも関わっていない大人が来室してくれて交流が出来ることは子どもたちにとって外の社会を知るきっかけになります。劇への子どもたちの反応を見て、どの程度の防犯知識を持っているか、再度把握することができました。
ありがとうございました。
今後への期待
劇の内容を怖がっている子もいたため、集団における子どもの行動や心理について理解があるとさらに良いものになったと思います。事前にボランティアやアルバイトなどで子どもと触れ合っておくのもひとつの方法だと考えています。
拓大生の印象
子どもに壁を作らず接してくれて、子どもたちも「次はいつ来るの?」「もう帰っちゃうの?」と一緒に過ごせたことを楽しんでいました。
当日の「防犯教室」では伝えたいポイントがはっきりしていて良かったと思います。
活動を始めたきっかけ
原田 きっかけは、全国で頻繁におこる、幼児や小学生を狙った犯罪です。小学校低学年は自衛力が備わっていない子も多い。今回、窪町小学校育成室の方々のご協力を得て、「防犯教室」を実施することができ、うれしく思います。
宍倉 ゼミで刑事政策と犯罪学を学んでいます。日本の安全に関わるような対策を自分たちで考えて、具体的なことを行いたいと思い活動をはじめました。
今までの活動を振り返って
原田 活動を受け入れていただく協力先を見つけることが一番苦労しました。
当初、小学校にとらわれすぎていましたが、警察の方から学童保育の案をいただき、活動を前に進めることができました。
宍倉 クイズの設問や演技の方法など、無責任なことはできないので、警察の方々に監修していただきながら、企画を練り、進めることができたのでよかったです。
今後の抱負について
原田 「防犯教室」実施後は、見守り活動を予定しています。警視庁の方とも協力して、自分たちの活動する区域を歩いたりすることで、地域の安全づくりを続けていきたいです。
宍倉 小学校の活動をきっかけに、日本の未来の安全のために活動を続けていけたらと考えています。見守り活動では、「防犯教室」よりもさらに対策を練って、準備万端な状態で行いたいです。
政経学部 法律政治学科 3年
守山・渡邉ゼミ連合
代表原田 大夢
政経学部 法律政治学科 3年
守山・渡邉ゼミ連合
宍倉 美聡