防げるがん:フォーカス・フューチャープロジェクト

  • 団体名 Health Watchers
  • 代表者 外国語学部 国際日本語学科 3年 松永 日美香

活動記録

2023年6月17日~10月31日
6月17日 団体結成
6月18日 Instagramアカウント開設
6月20日 第1回会議(毎週木曜日に会議を行う)
7月3日 ポスター、パンフレット制作開始
7月7日 夏休み4日間のOC宣伝内容決定
7月19日 活動宣伝ポスター(10部)完成
7月27日 ティール&ホワイトリボン:子宮頸がん
予防啓発ステッカー(1,000部)完成
7月30日 子宮頸がん・HPVワクチン
説明パンフレット(2,000部)完成
7月31日 PV動画制作開始
8月1日 第1-3回Instagram多言語発信投稿
(Health Watchers紹介)
活動宣伝ポスター掲示(八王子国際キャンパス)
8月5日 OC宣伝活動1日目:来客数18人・パンフレット30部配布(八王子国際キャンパス)
8月6日 OC宣伝活動2日目:来客数25人・パンフレット131部配布(八王子国際キャンパス)
8月21日 PV動画依頼先確定
8月24日 第4回Instagram多言語発信投稿
(子宮頸がんとは)
8月26日 OC宣伝活動3日目:パンフレット230部・ステッカー200部配布(文京キャンパス)
8月27日 OC宣伝活動4日目:パンフレット360部・ステッカー360部配布(文京キャンパス)
8月29日 第5回Instagram多言語発信投稿
(HPVとは)
9月1日 第6回Instagram多言語発信投稿
(日本国内の現状)
9月9日 第7回Instagram多言語発信投稿
(男性と子宮頸がんについて)
9月11日 PV動画完成
9月12日 第8回Instagram多言語発信投稿
(男性とHPVワクチンについて)
9月26日 第9回Instagram多言語発信投稿
(HPVワクチンの作用)
9月28日 紅陵祭での活動に用いるクイズ用紙・
発表用ポスターの制作開始
10月2日 PV動画、両キャンパスのサイネージ掲出
10月5日 紅陵祭での活動に用いるクイズ用紙
完成→160部印刷
10月12日 紅陵祭での活動に用いる発表用
ポスター完成(A0サイズ×4テーマ)
10月16日 第10回Instagram多言語発信投稿
(日本の子宮頸がん発症率)
10月21日 第11・12回Instagram多言語発信投稿
(WHOと子宮頸がんについて)
10月27日 紅陵祭1日目・知って予防!子宮頸がんクイズチャレンジ:来場者12人・インタビュー動画2件
10月28日 紅陵祭2日目・知って予防!子宮頸がんクイズチャレンジ:来場者17人・パンフレット214部配布
10月29日 紅陵祭3日目・知って予防!子宮頸がんクイズチャレンジ:来場者33人・パンフレット100部配布
10月31日 今後の活動(パンフレット・ステッカーの残部・宣伝活動)について会議

企画概要

国内では毎年、子宮頸がんで約3,000人が死亡していますが、2019年のHPVワクチン接種率は1.9%と低いです。がんは、HPVワクチンや定期的な検診によって予防できる病気ですが、若者には正しい理解がされていません。国籍や性別を問わず、正しい知識を知る必要があります。この活動では、HPVワクチンと子宮頸がんに対する意識を高め、正確な情報を多言語化して提供するとともに、自分の健康について考えるきっかけづくりをします。

活動の目的と目標

1.活動の目的
  私たちHealth Watchersは主に子宮頸がんの危険性を周知、また、それを予防するHPVワクチンの接種を呼びかけるためにこの活動を始めました。子宮頸がんは、疾患者の約3割が亡くなってしまう危険性が高く身近ながんでありながらも、その危険性は認知されていません。またHPVワクチンの有効性は認められていますが、料金の高さや安全面の不安から接種が進んでいません。このような現状を問題視し、正しい情報を収集、発信することを目的としました。その中で私たちのグループは異なる文化を持った仲間で構成されている特徴を生かし、日本語だけでなく多言語での発信により、在住外国人や、彼らの故郷に住んでいる人々にも情報を届けようと試みました。
2.活動の目標
 オープンキャンパス、紅陵祭でのパンフレット配布や説明をとおして子宮頸がん、HPVワクチンに対しての正しい情報を届ける。さらにInstagramをとおして多言語での定期的な情報発信を行うほか、かつ、オリジナルのPV動画を制作して学内放映することで、防げるがんであることをより多くの人に理解してもらう。

        
(1)オープンキャンパス
パンフレット 800部配布
来場者 50人
(2)紅陵祭
パンフレット 300部配布
来場者 70人
クイズ用紙 300枚配布
(3)Instagram
フォロワー 300人
(4)事後アンケート協力者のうち
活動認知度 40%以上
PV動画を視聴したことがある 50%以上

活動実績の報告

1.想定目標と実際の進捗状況
 (1)Instagramでの情報発信
A 想定目標:子宮頸がんとHPVワクチンの知識や重要性などを発信するアカウントを開設する。2週間に1回の頻度で子宮頸がんに関する情報を投稿する。300人以上のフォロワー獲得を目標とする。
B 実際の進捗状況:Instagramで子宮頸がんとHPVワクチンに関する情報を計8回(週1ほどの頻度)投稿しました。Instagramのフォロワーは55人(10月30日時点)。

対面での会議
対面での会議

(2)ポスター・啓発リボンステッカー・パンフレットの制作と配布
A 想定目標:活動宣伝と配布用のポスターを10枚、パンフレットを2,000部、ステッカーを1,000枚制作し配布する。
B 実際の進捗状況:NPO法人とメールでやり取りをし、啓発リボンの画像の使用許可を得ました。啓発リボンのデザインを使い、ポスター・パンフレット・ステッカーをそれぞれ目標数量で印刷しました。八王子と文京のキャンパス内で宣伝用のポスターを貼り、オープンキャンパスと紅陵祭ではパンフレット約1,200部と、ステッカーを配布しました。

パンフレットを配布
パンフレットを配布

(3)無人ブース
A 想定目標:学生の往来が多い場合(キャンパス内)に無人ブースを設置する。
B 実際の進捗状況:8月6日に八王子国際キャンパスの学生ホールに無人ブースを設置しました。
(4)PV動画制作
A 想定目標:HPVワクチンの啓発と活動PRの動画を制作し、Instagramのほか、学生ホール・食堂で放映。
B 実際の進捗状況:9月11日にPV動画の制作を終え、10月2日から各キャンパスの学生ホールと食堂で動画を流しました。
⑸紅陵祭にて活動発表
A 想定目標:紅陵祭で子宮頸がん・HPVワクチンに関する情報を発信する。最後に事後アンケートをとり、6割の人から前向きな回答を得ることを目標とする。
B 実際の進捗状況:子宮頸がんとHPVワクチンをより知ってもらうために、クイズゲームをとおして情報発信することを決定しました。病気・検診・ワクチン・政策をテーマにしたクイズ用のポスターを計4枚印刷し、活動の教室に貼りました。また、クイズ用紙を300枚印刷し、全て配布しました。「病気」と「検診」のポスターには問題の答えが書いてあり、自分で答えを探してもらいます。「ワクチン」と「政策」のポスターでは、発表者が付いて、各内容に関する発表を聞き終わった後に答えにつながる合言葉を教えるようにしました。紅陵祭では、計62人の方の来場があり、45人の方に活動認識度のアンケート調査を協力いただきました。「私たちの活動を通じて子宮頸がんとHPVワクチンについて関心を持つようになったのか」の問題に関して95.6%の方が「はい」と回答しました。

知恵を出し合い制作
知恵を出し合い制作
紅陵祭3日間で計62人が来場
紅陵祭3日間で計62人が来場

2.工夫した点
(1)言語の壁を超えて国籍と性別を問わず、より多くの方に子宮頸がんとHPVワクチンに関する知識を発信するために、各母語話者に発信内容の翻訳を依頼しました。日本語以外にも、英語・中国語・ベトナム語・韓国語・スペイン語の計6言語でパンフレットを制作しました。Instagramでも、この6言語で投稿を行いました。
(2)私たちの活動で引用した記事の多くは厚生労働省などの公式サイトからのものです。またNPO法人に私たちの活動の趣旨を理解してもらい、啓発リボンのデザインの使用許可が得られたことも信憑性を感じられるポイントです。
(3)私たちは「事前アンケート」「パンフレット事後アンケート」「活動認識度アンケート」の3つのアンケートを作りました。参加者の活動前後の認識について調査することで、子宮頸がんの知識の普及に関する課題や私たちの活動によって考え方が変わった人の数などを知ることができました。
(4)紅陵祭でクイズゲームを行うことで、来場者の方々に子宮頸がんについて楽しみつつ、様々なことを自分で考えていただくことで、より理解されると感じました。
3.課題と対策
(1)10月30日時点でパンフレット900部が残っていました。拓殖大学の学生に活動を知ってもらう機会が少なかったからです。そのため、国際日本語学科の学生が履修する授業を中心にパンフレットを配り、全て手元からなくなりました。
(2)アンケートや活動の中で「男性だから打つ必要がない」と思っている方が何人かいました。その際に、男性もHPVワクチンを打つことによって防げる病気がいくつかあると説明しました。
(3)Instagramのフォロワーがなかなか増やせなかったので、投稿頻度を増やしたり、子宮頸がんに関心がありそうなアカウントをフォローしたりするなど工夫をしました。

活動成果

1.達成度
 10月30日時点で、
・Instagramのフォロワーが55人
・パンフレット配布枚数は1,000枚以上
・95.6%の人が、私たちの活動に参加した後、子宮頸がんとHPVワクチンへの関心が高まったと回答。
・大学内で放映していたPV動画の認知度は約65%( 参加者62人中45人が事後アンケートに回答してくれました)。
2.気づき
企画書の目標に比べると、まだ達成できていないといえます。それは、Instagramであまり情報発信できていないからです。
私たちが気づいたのは、若者はこの問題に深く関心を持っていないということです。対して男女問わず子どもを持つ世代が若者より関心を持っていることがわかりました。
3.プロジェクトの意義
子宮頸がんやHPVワクチンに関する必要かつ有益な情報を広めていきたいです。日本人だけでなく、日本に住む外国人にも情報を提供し、健康を守る行動をとってもらいたいと考えています。私たちは言語が障害となって医療を受ける機会を奪われることがないようにしたいと思っています。そのため、情報を提供し、人々の意識を高め、そして人々の行動を促します。
4.身に付けた力
この活動をとおして、私たちは多くのことを身に付けることができました。1つ目は、言語の壁があってもチームワークスキルを発揮できること。メンバーは日本、ベトナム、中国出身であり、コミュニケーションをとる際には誤解を避けるため、全員が対話力、協調性を意識しました。話し合う中で意見が理解できなかった際、忍耐強く対話することで解決することができました。また、学生チャレンジ企画全体を通じてポスターやパンフレットのデザイン、PVの制作の依頼などを自分たちで行う必要があったため、デザイン力、行動力、責任感、臨機応変に対応する力を向上させることができました。

オープンキャンパスでの掲示
オープンキャンパスでの掲示

会計報告

  • 活動資金(支給額) 66,000円
  • 活動経費(支出額) 52,680円
  • 残金 13,320円
内 訳
項 目 小 計
消耗品費(文房具代) 2,073円
印刷製本費(ステッカー・ポスター・パンフレット) 27,158円
委託費(PV動画) 23,449円
合 計 52,680円
  • 活動資金(支給額) 66,000円
  • 活動経費(支出額) 52,680円
  • 残金 13,320円
内 訳
項 目 消耗品費(文房具代) 小 計 2,073円
項 目 印刷製本費(ステッカー・ポスター・パンフレット) 小 計 27,158円
項 目 委託費(PV動画) 小 計 23,449円
合 計 52,680円

企画書、レポート

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