ボランティア&交流プロジェクトin the Philippines~離島の子どもたちにもっと笑顔を~

  • 団体名 学生ボランティアチーム Lapu Lapu
  • 代表者 商学部 経営学科 3年 吉田 悠人

活動記録

2023年6月上旬~12月10日
6月上旬 ボランティアメンバー募集開始
6月中旬 スタートアップミーティング 経過報告会
7月13日 クラウドファンディング開始
7月27日 ボランティアメンバー募集締め切り
8月4日 本の選別ミーティング
8月中旬 クラウドファンディング終了
9月3日 フィリピン現地にてボランティア
9月4~8日 活動実施
10月27~29日 紅陵祭での展示発表
12月9日 成果報告発表会
12月10日 三菱UFJ銀行への活動報告会

企画概要

このプロジェクトは、私たち学生ボランティアチームが、フィリピンの離島にある貧しい地域の子どもたちに、教育の機会を提供することを目指しています。我々は、フィリピンで活動しているNPO法人(Go Share)と共同で、この目標に取り組んでいます。このプロジェクトでは、書籍の調達と寄付を行います。また、ボランティアチームが現地に赴き、子どもたちと交流し教育のサポートを行うことで、学習の機会を提供しています。

活動の目的と目標

 本活動は、2023年2月に実施された「SDGs&英語研修 in the Philippines」に参加し、フィリピン現地のスラム村落にて子どもたちと交流する中で「自分たちに何かできることはないか」という思いから企画されました。
1.目的
(1)子どもたちへの学習の場の提供
本活動はフィリピン離島(パンダノン島)スラムにて行われます。我々が訪れる島には、小学校が1つしかなく学習の機会が限られています。書籍を寄贈することで学習の機会を提供し、子どもたちの学習意欲の向上、並びに学習習慣の定着を目的としています。また、書籍の保管場所、そして学びの場として図書館を建設します。
(2)日本での認知拡大
SDGsやボランティアは知っていても身近な存在ではないと考えるため、我々の取り組みを広く認知していただき、より身近に感じられることを目的としています。Instagramでの活動の発信、紅陵祭ではボランティア風景の展示会を行います。
2.数値目標
(1)子どもたちの80%の学習意欲向上と学習習慣 の定着(ボランティアの前後にアンケートを実施)
(2)図書館建設費をクラウドファンディングに て調達(1stゴール60万円、2ndゴール100万円)
(3)紅陵祭来場者数100人の達成

一緒に料理を作っている様子
一緒に料理を作っている様子
書籍を寄付
書籍を寄付

活動実績の報告

1.ボランティア事前準備
 私たちは事前準備として主に3つの活動を行いました。その中で、時間不足という課題がありましたが、よりメンバー内でコミュニケーションをとるようにし、活動を円滑に進められるように工夫しました。
(1)スケジュール調整
本活動は、フィリピンという異国の地での挑戦だったため、安全面に気を使いました。今回、協力していただいたNPO団体Go Shareさんと何度もミーティングを行い、ボランティアに参加してくださった方々が安全に最大限楽しめるようスケジュールを調整していきました。
(2)ボランティアメンバー募集
学生ボランティアチームLapu Lapuのメンバーだけではできることに限りがあると考え、ボランティアメンバーを募りました。Instagramでの呼びかけや、メンバーの知人に幅広く声掛けを行った結果、たくさんの方に興味を持っていただくことができました。しかし、海外というハードルの高さと私たちの社会的信頼のなさが課題に挙がり、参加を決断する方は少なかったです。そこで、ただボランティアをする、良い経験になる、ということだけを伝えるのではなく、私たちが何者で、どのような背景があるのかを伝えるよう心掛けました。その結果、私たちを除く約10人の方がボランティアに参加してくださいました。
(3)クラウドファンディング実施
図書館建設費用をクラウドファンディングで集めました。
ここでの課題も、社会的影響力、信頼のなさが挙がりました。第三者から支援を受けるのは難しいと考え、メンバーの知人や、Go Shareさんと繋がりのある方々にお声がけをさせていただきました。その結果、41人の方から80.5万円の支援金をいただくことができました。
2.9月4日~8日 ボランティア実施
 5日間のボランティア活動の内、初日と最終日はホテル泊、ほか3日間は離島スラムでのホームステイという形で過ごしました。離島にいる間は現地の方々と全く同じ生活をすることで、絆を深めると同時に、貧困の意味を身を持って理解しました。体調面には配慮したつもりでしたが、メンバーの疲れが見えたので、当初予定していたより休憩を多くとることで柔軟に対応しました。
(1)読み聞かせ
島の子どもたちを集め、寄贈した書籍の読み聞かせ活動を実施しました。本に興味を持ってくれるか不安もありましたが、読み聞かせ時は大きく関心を寄せる子どもが多かったです。

島の小学校
島の小学校
読み聞かせ活動
読み聞かせ活動

(2)図書館建設
島の大工さんと協力して図書館建設の土台作りを手伝わせていただきました。廃屋をハンマーで壊し、鉄筋を折り、コンクリートを混ぜて作るところから始まります。日本では機械がやってくれることをすべて手作業で行いました。良い経験にはなりましたが、同時にこの状況も変えていくべきだと感じました。
(3)そのほかのボランティア活動
お母さん世代の家事のお手伝いや、子どもたちと一緒にごみ拾いをしました。ボランティア最終日には、島で唯一の小学校に行き日本から持ってきた日用品(各家庭から持ってきたタオルやペンなど)を寄付しました。

ごみ拾い時の集合写真
ごみ拾い時の集合写真
コンクリートを作る作業
コンクリートを作る作業

3.紅陵祭展示
10月27日~29日に紅陵祭にて展示会を行いました。内容は、我々のボランティア活動を1日ずつ模造紙にまとめ、時系列順に紹介していき、最後に動画で実際の風景を見ていただくというものです。また、ただ展示をするだけでは興味を持っていただけないと考え、教室内の演出を離島に近づけ、少しでも現地の雰囲気が体験できるようにしました。しかし、実際会場に足を運んでくれた方でも、写真や動画のみを見て後にする方が多いという課題がありました。そこで、会場にいらした方々との交流を図り、実際に体験した感想や、説明をするように工夫しました。

図書館の建設予定地
図書館の建設予定地
紅陵祭の様子
紅陵祭の様子

4.成果報告発表会後の活動
(1)2023年12月 Go Shareによる
三菱UFJ銀行へのボランティア報告会出席
(2)2024年1月 図書館完成
(3)2024年2月 第2回ボランティア

活動成果

1.目標の達成度
 (1)子どもたちの80%の学習意欲向上と学習習慣の定着→図書館の竣工が報告会までに間に合わず、子どもたちへのアンケートが実施できないと考え、親世代へのアンケートを実施しました。

A,アンケート内容1、私たちの図書館建設について関心があるか。目標数値80%の数値上昇。
結果数値ボランティア前5%、ボランティア後65%
B,アンケート内容2、養育者として教育への関心はあるか。目標数値60%の数値上昇。ボランティア前5%、ボランティア後35%(アンケートはNPO法人Go Shareさんの協力を受け実施しました。)
教育について子どもへの働きかけだけでなく、教育をする側へのアクションも大切だと感じました。

(2)図書館建設費をクラウドファンディングにて調達。目標数値1stゴール60万円、2ndゴール100万円。結果数値80.5万円
(3)紅陵祭目標来場者数100人。結果数値約360人
2.反省点
(1)動き出しの遅さ
海外でのボランティアということで、実施日の1か月前にはすべての準備を整えている必要がありましたが、それを見越したスケジュールで動けなかったのが反省点です。
(2)広報活動の弱さ
Instagramではフォロワー約240人を獲得できましたが、メディア露出や、パンフレット配布などより信頼を得るためにできることがあったと感じています。
3.私たちがボランティアをする意味
参加してくれたメンバー、協力してくださった現地の方々、どんな形であれ我々の活動を応援してくださった方々に心から感謝申し上げます。これから社会人になっていく年代で、このような活動をできたことは本当に価値あるものだと思います。異国の地で様々な人と関わり、自分を見つめなおす機会にもなりましたし、何より世界が広がりました。そして、計画力から実行力、さらに人に伝える力が何段階も成長できたように感じます。日本の若者が島にやってくるというだけで、一生を島で暮らす人が多い環境では、励みになると仰ってくれました。日本の若者がこんなことをやっているのか、と少しでも興味を持っていただき、皆さんの新たな一歩になることが我々の取り組みの意味だと感じました。

最終日の記念撮影
最終日の記念撮影

会計報告

  • 活動資金(支給額) 170,000円
  • 活動経費(支出額) 169,811円
  • 残金 189円
内 訳
項 目 小 計
消耗品費(文房具・写真印刷費用) 9,811円
資料雑誌費(書籍代) 100,000円
委託費(図書館の管理及び読み聞かせスタッフ人件費用) 60,000円
合 計 169,811円
活動から得た収入
項 目 小 計
クラウドファンディング 805,000円
合 計 805,000円
  • 活動資金(支給額) 170,000円
  • 活動経費(支出額) 169,811円
  • 残金 189円
内 訳
項 目 消耗品費(文房具・写真印刷費用) 小 計 9,811円
項 目 資料雑誌費(書籍代) 小 計 100,000円
項 目 委託費(図書館の管理及び読み聞かせスタッフ人件費用) 小 計 60,000円
合 計 169,811円
活動から得た収入
項 目 クラウドファンディング 小 計 805,000円
合 計 805,000円

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