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八王子市館ヶ丘団地の自治会を
支援するデザインプロジェクト

CDS(Community Design Supporters) 代表:加藤 岳大(工学部 デザイン学科 4年)

企画の概要

 八王子国際キャンパスに隣接する館ヶ丘団地(1975年開設)は、人口3,000人強、平均年齢70歳超、高齢化率(65歳以上人口の割合)56%、そのうち約半数が独居者という「超高齢化団地」である。かつては1万人超が暮らし、4つの街区ごとに自治会が存在していたが、高齢化・人口減少を背景として自然消滅または解散に至った。
 2010年3月、団地の課題を共有する住民有志により、新たに「館ヶ丘自治会」が発足した。会員数は徐々に増加し、現在500名弱である。基本的な自治活動のみならず、地域サポーターの協力を得て、団地内自転車タクシー(「八王子市シルバーふらっと相談室館ヶ丘」との協働、2013年1月〜)や自治会事務所を兼ねるコミュニケーション・カフェ(2014年6月〜)」の運営など、特色ある活動に取り組んでいる。その一方、発足時より人材や財政の面で会の運営維持が課題となっており、活動を平易に伝える会報の発行など、会員増のための工夫を重ねているが、その効果は限定的とのことである。
 私たちCDSは、昨年度グランプリを頂いた地域食堂支援プロジェクトを継続しつつ、主たる支援対象を上記自治会へ移行し、地域サポーターの立場から支援プロジェクトに取り組む。すでに、CDSと同自治会は、同会がNPO「プロボノ」に委託した地域アンケート調査の集計作業をとおして、協力関係を有している。5/8には役員への事前ヒアリングを実施し、今年度の要望を把握した。その内容を踏まえ、本企画では、以下2件のデザイン提案および具現化に取り組む。
1)「もくもく広場」等の団地内公園をフィールドとした地域コミュニケーションの活性化プロジェクト
2)空き店舗が目立つ団地商店街のシャッターを対象とした地域の魅力向上プロジェクト

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期待される成果・結果

1)本学と八王子市との地域連携事例の創出
2)本学学生との協働をとおした館ヶ丘自治会の活性化
3)上記デザイン提案の具現化による館ヶ丘団地の活性化
4)本支援プロジェクトをとおした自治会活動の認知度の向上

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実施期間

2019年5月8日~2019年9月30日

5月初旬 自治会関係者に対する現状ヒアリング
5月下旬 団地内公園および商店街の実地調査
6月初旬 本企画に関するデザインコンセプトの設定およびアイデアスケッチ
6月14日 自治会のシャッターで試作の検証
6月下旬 もくもく広場のアイテムを試作
7月初旬 全ての試作を検証
7月中旬〜下旬 本制作
8月中旬〜下旬 シャッターのワークショップを実施(会場:「団地の縁側」、「たてキッチンさくら」を予定)
9月初旬〜下旬 もくもく広場のワークショップを実施
10月中旬 成果発表(紅陵祭)

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企画経費

総経費 190,000円

消耗品費 190,000円

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メンバー一覧

氏名 学科 学年
高橋 拓夢 情報・デザイン工学専攻 2年
大宗 拓矢 デザイン学科 4年
池原 明日佳 デザイン学科 4年
香川 遼 デザイン学科 4年
加藤 岳大 デザイン学科 4年
恋塚 基 デザイン学科 4年
中村 蓮 デザイン学科 4年
氏名 学科 学年
藤原 瑞希 デザイン学科 4年
松葉 朋希 デザイン学科 4年
アキラ ナディラ デザイン学科 4年
アフィカ ナズィラ デザイン学科 4年
大谷 穂乃可 デザイン学科 3年
保坂 圭祐 デザイン学科 3年

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