外国人留学生の日本での就職のために。
採用団体鄭・佐藤ゼミ連合
企画名称軽視はダメ!日本での就職
対象活動外国人留学生のための就職説明会
参加人数鄭・佐藤ゼミ連合 7名、外国人留学生 50名
「軽視はダメ!日本での就職」で採択された鄭・佐藤ゼミ連合のメンバーが、文京キャンパス 後藤新平・新渡戸稲造記念講堂で「外国人留学生のための就職説明会」を開催しました。この活動は、外国人留学生が日本で希望の職業につける環境を提供することを目的に活動を行っています。
拓殖大学の外国人留学生50名を対象に、5名のゲストスピーカーからそれぞれの視点で日本での就職活動の現状や対策を語っていただきました。
拓殖大学 佐藤教授 ご挨拶
開会のご挨拶として、学生へのメッセージをいただきました。
「大学で学んだ4年間の知識で、自分の目標を実現し、自分に合った好きな仕事を見つけてください。
学生一人一人全員にすばらしい将来があることを祈っています」。
拓殖大学 鄭准教授
過去のデータをもとに、中日の就職状況の現状をお話しいただきました。
「日本での就職するにしても、帰国して就職するにしても、今から、企業の応募条件をいち早く知り、それに備え、準備・研究することが大切です。
事前準備をしっかりと行えば、自分の力を存分に発揮することができます。
大学4年間の時間で多くの経験して、たくさんのことを吸収してください」。
ACCESS 国際人事部 李佳さん
就職活動を控えている留学生に対して、自分自身の経験を踏まえ、就活への取り組み方をアドバイスいただきました。
「今の日本企業がどのような人材が必要なのかについて考えましょう。早め早めの準備が成功の秘訣です!」。
CCtalk CEO 斉紅強さん
日本で起業するには何が必要なのか、投資ビザは必要かどうかなどのテーマについて、自分の経験を踏まえて語っていただきました。
「在日起業の必須条件は、言葉以外にも、自分が何を必要としているのか、自分が何をしたいのかを理解することです」。
「大学の間は、たくさん失敗して、いろいろなことを経験してください」。
中国大使館教育処秘書官 陳会林さん
留学生へメッセージをいただきました。
「2019年は日中国交正常化45周年で、日中平和友好条約締結40周年でもあります。。2019年は次の40年の始まりの年として、両国関係が底上げを続ける年となるでしょう」。
「そして、私たちは拓殖大学の在日の一員として、両国の国際交流に貢献すると同時に自分自身も昇格させるべきです。日本で就職をしても中国就職で就職をしても、自分の役割を果たすべきです」。
「日中両国の文化交流に貢献することが大切です」。
外国人留学生は、5名のゲストスピーカーの熱のこもった話に、真剣に耳を傾けていました。説明会の最後は、留学生からゲストスピーカーへの質問タイム。
終了時間まで、たくさんの質問が集まり、ゲストスピーカーの方にも熱く回答をいただきました。また、留学生からアンケートを回収し、次回以降の説明会開催用に分析を行う予定です。今回の説明会の開催で、留学生の日本での就活チャレンジは好スタートを切りました。
ACCESS 国際人事部
李佳氏
今回の学生の活動について
説明会を企画した学生さんの積極的な活動がすばらしいなと感じています。
留学生も日本で就職するか、帰国するか迷っていると思います。だからこそ、いろいろと勉強をしたり、今回のようなイベント参加したり自分から行動してほしいと思います。
自分の就職経験や留学生としての経験が、少しでもみなさんのお役にたてればありがたいです。
留学生へのメッセージ
あらためて「自分が何をやりたいのか」しっかりと考えてほしいと思います。
迷っていても行動してください。イベントに足を運んだり、先輩の話を聞いたりして動いていることが大事です。
CCtalk CEO
斉紅強氏
今回の活動について
みなさんの向上心を強く感じました。説明会の最後には積極的に質問していただいて、学生のみなさんの将来に期待したいなと思います。
学生さんの印象について
日頃から鄭先生のゼミの関係で、Web授業を一緒に行っています。
長い間拓殖大学の学生たちと接していて積極性や自ら学ぼうとする意識が高いと感じています。
商学部 経営学科 3年
鄭・佐藤ゼミ連合
代表 姜 若琦
今回の活動を始めたきっかけ
中国人留学生の日本で就職率が低いので、なんとかしたいと思い、仲間と相談して企画しました。
今日の活動を終えて
ゲストスピーカーでお話ししていただく方々との調整や告知など準備はとても大変でした。多くの留学生が参加してくれましたので、開催して本当によかったです。