『質の高い教育をみんなに』へ挑戦!
採用個人塚原 彩佳
企画名称協働を目指した日本語教育の実践と支援 ~モンゴルで日本人大学生と モンゴル人高校生が1か月交流する日本語夏期講習を舞台に〜
対象活動モンゴルでの日本語夏期講習インターンシップの振り返り
参加人数塚原彩佳 1名
協働を目指した日本語教育の実践と支援 ~モンゴルで日本人大学生とモンゴル人高校生が1か月交流する日本語夏期講習を舞台に~で採択された塚原彩佳が、文京キャンパスで「モンゴルでの日本語夏期講習の振り返り」活動を行いました。この活動は、「モンゴルの高校生への日本語教育を通じて、SDGsの目標『質の高い教育をみんなに』へ近づくことを目的に活動を行っています。
この日は、モンゴルで1ヶ月間行った日本語夏期講習のインターンシップの振り返りを行いました。
新モンゴル小中高一貫学校
日本語夏期講習 インターンシップ
期間:2019年7月25日~8月28日
場所:新モンゴル小中一貫学校
担当:高校3年生相当(6名の大学生で担当)
15名×2クラスで日本語の授業を担当
7月29日
午前中
開講式 校長先生挨拶
インターンシップ生紹介
(他大含め12名参加)
午 後
オリエンテーション
どんな勉強、学びをしたいかヒヤリング
7月30日以降
8時50分~朝礼
午前中
90分×2コマ
「日本語留学試験対策」を担当
4つの分野のうち聴読解を担当
午 後
60分×3コマ
「詩の授業」「考える日本語」を担当
モンゴルや日本の社会問題を考えてアウトプットする
今回は、サイバー犯罪とサイバーセキュリティー
どんな勉強、学びをしたいかヒヤリング
放課後
「日本人と話そう」
お茶を飲みながら生活や勉強について自由に会話や
相談をする時間で生徒とコミュニケーョン
イベントの日は、社会科見学でソーラーパネルや蓄電池を見学。モンゴルの新しい取り組みにも触れました。休みの日も、モンゴル人の先生が行う授業の見学、翌日の授業の準備、宿題の添削など充実した日々を送りました。
また、1ヶ月の終わりにはテストと修了式を実施。1か月間毎日一緒に過ごした生徒の成長と自分自身の成長を感じることができました。
帰国後は、報告書を現地へ送付しインターンシップは無事終了。今後は、大学院修了後、日本語学校の教師として引き続きSDGsの目標へのチャレンジを続けていく予定です。
言語教育研究科
日本語教育学専攻
塚原 彩佳
活動を始めたきっかけ
今年、学チャレが10周年で個人部門が新設され、自分の活動と学チャレのテーマがあっていたので応募しました。初めての個人部門で採択していただきとても光栄です。
これまでの活動を振り返って
2009年に初めて新モンゴル小中高一貫学校を訪れましたが、モンゴル人の先生方がいつも快く受け入れてくださることに感謝しています。
現地の高校生たちの「日本語習得」や「日本への留学」の意識や意欲の高さに触れ、こちらが逆にエネルギーをもらって帰ってきました。
今後について
最後までに気を抜かずに成果報告発表会までしっかり取り組んでいきたいと考えています。