OMOTENASHI T-girls Presents
~輝く拓大レディ~

  • 団体名 OMOTENASHI T-girls
  • 代表者 政経学部 経済学科 2年 小谷 汐音
  • 参加メンバー人数 24名

実施スケジュール

2019年6月2日~10月20日
6月2日 学内女子学生向けアンケート作成
6月3~14日 学内女子学生向けアンケート実施
6月17~28日 アンケートを集計
7月4日 取材内容作成、訪問先企業決定
7月11日 学報TACT8.9月合併号企画で株式会社JTB 遠藤先輩へ学内にて取材
7月5~11日 電話応答案を各自作成、調整
7月12、18日 マナー講座実施(マナーの基本、電話応対、言葉づかい、身だしなみ)
7月16~19日 訪問予定企業へ電話にてアポイント実施。
7月20日 株式会社日経エージェンシー 菅野先輩、医療法人社団同友会 櫻井先輩、神奈川県警察 村山先輩 文京キャンパスにて3社合同取材
7月22日 株式会社こうゆう 花まる学習塾 谷田川先輩訪問取材
7月30日 ミーティング(進捗確認)
8月14日 株式会社エイチ・アイ・エス 楊先輩訪問取材
8月17日 冊子原稿のひな形作成
8月22日 株式会社りそな銀行 今井先輩、多摩信用金庫 鎌倉先輩訪問取材
8月23日 株式会社富士通SSL 小松先輩訪問取材
8月31日~9月12日 冊子原稿作成
9月12日 ミーティング(冊子原稿の確認・その他内容の作成)
10月10日 ミーティング(紅陵祭の展示物作成)
10月17日 紅陵祭の展示物準備
10月18~20日 紅陵祭

実施内容・成果

【趣 旨】
 2018年夏、OMOTENASHI T-girlsとしてオープンキャンパスに参加をさせてもらいました。 その際、保護者の方から女子学生の就職状況について聞かれたのですが、的確な答えを伝えることができませんでした。そこで、女子学生満足度向上のために活動しているOMOTENASHI T-girlsが女性に特化した情報を調査し、就職状況や就職活動時のことなどを冊子にまとめて発信していこうと考えました。また、拓殖大学は男女共学ではあるが、女子学生が少ないのが現状であるため、この企画を進めれば女子高校生などにも興味を持ってもらえるのではないかと考え企画を始めました。

【訪問までの準備】
 初めに、企業を訪問するにあたり、マナーを知らなければ訪問に行けません。そのためT-girlリーダーである松原学生主事にお願いをし、マナー講座を開いていただきました。姿勢、お辞儀の仕方、アポイントの取り方など社会人としてのマナーを教えていただきました。また、女子学生に向けての活動であるため、『現役の女子学生の就職への考えや先輩方へどのような事を取材して欲しいか』のアンケートを実施しました。アンケートを実施し分かったことは、私たち同学年は就職への意識は低く、不安をかかえている人が多いことがわかりました。また、回答いただいた中からいくつかピックアップをし、取材時の内容を考えていきました。
 次に企業へ訪問をさせて頂くためのアポイントを自分たちで取りました。まずは一人ひとり電話応答案を考えて、メンバーで共有し最善の応答案を作りました。企業の採用担当に電話をかけるという初めての経験でしたので、上手く電話で要件を伝えられるのか、多くの不安もありました。学生が主体となり行っている企画であるため、簡単には受け入れてもらえず学生チャレンジ企画の内容から説明を行い、企画書の提出を求められる企業も多くありました。また、なかなか返事をもらえず苦労をした部分も多かったです。その中でも検討し取材を了承してくださった企業と、電話やメールでやりとりを行い、とても素晴らしい社会経験をすることができました。

7月12日松原学生主事にマナーを指導していただいてる様子。
7月12日松原学生主事にマナーを指導していただいてる様子。
7月12日お辞儀の角度について指導していただいている様子
7月12日お辞儀の角度について指導していただいている様子

【先輩方からのアドバイス】
〔りそな銀行〕 就職活動は、早く行動するべき。就職課に足を運んでみてほしい。
〔神奈川県警察〕 現状に満足せず、様々なことに挑戦してほしい。
〔日経エージェンシー〕 興味・関心があるものには大学生のうちに積極的に取り組んでほしい。
〔こうゆう(花まる学習塾)〕 たくさん経験し、何かに打ち込んでほしい。
〔エイチ・アイ・エス〕 仕事は自己成長に繋がるので一度は就職してみてほしい。
〔多摩信用金庫〕 就職活動は早めの準備が大切。自己分析をして自分の軸を明確にして臨んでほしい。
〔同友会〕 貪欲にチャレンジして、学生生活が『これで良かったな』と思えるように満足した日々を送ってほしい。
〔富士通SSL〕 普段の自分が持っているものを大切にし、それを一歩深めて武器するべき。今しかできないことを全力でする。
〔JTB〕 やりたいことを突き詰めるエネルギーと楽しみながらチャレンジする姿勢をもってほしい。

7月20日 日経エージェンシー、医療法人社団同友会、神奈川県警察の3名の先輩方との集合写真@拓殖大学文京キャンパス
りそな銀行へ訪問し取材をしている様子

【訪問後】
 7月中旬から始まった先輩方への取材訪問でしたが、9月に入り、取材も終了したので冊子作りに入りました。冊子を作るというのも初めての経験で取材の内容を分かりやすく、見やすく、そして女子学生や女子高校生に興味を持ってもらえるよう考えて冊子作りに取り組みました。作り始めると、取材内容は出来上がっていても、その他に入れる情報の構成を考えなければならなかったり、冊子の原稿を先輩方に送り確認していただくと、多くの修正が入ったりして、冊子作りが順調に進まないこともありました。しかし、印刷業者の方と打合せをして、色合いや全体の構成など、手を加えてくださりとても素敵な冊子を作り上げることができました。以上の活動を通して、感じられた成果は大きく分けて2つあります。

業者の方と冊子の細部等の打ち合わせの様子

【成果】
 1つ目はこの企画を行ったことで私たち自身の就職に対する意識が大きく変わった事です。インターンシップにも興味を持つようになり、積極的に自分から行動出来るようになりました。先輩方の現実的なお話を伺うことができたことによって、大学生活の送り方や就職課の利用方法などをリアルに感じることができました。そして、2年生のうちに活動することで、就職活動に対するイメージがわき、私たちが社会に出たときの事も考えるようになりました。また、先輩方からお話を伺って、問題なのは「やりたいことがない」ではなく、「何も行動していない」ということや、私たちにはまだ「たくさんのチャンス」が転がっていて、「それに気づき挑戦をし、経験を積むことだ」と気付く事ができました。
 2つ目は今年の紅陵祭の教室展示にて、この冊子を女子受験生や保護者の方に渡すことが出来、私たちの活動や大学に好感を抱いてもらえたように感じた事です。きっかけであった高校生の方や保護者の方々のニーズに応えられたかどうかはまだ始めたばかりで把握することは出来ませんが、イベント毎に本学の現役女子学生や女子高校生に配付をして、女子に特化した情報発信をしていきたいと思っています。

紅陵祭ワークショップでの展示物。活動内容を簡潔にまとめた。

活動を終えて

 活動を終えて感じたことは、ゼミナールではない私たちOMOTENASHI T-girlsが、企画を進めていく難しさを実感し、「自分から行動を起こさないと何も始まらない」と大きく感じることのできた活動だったという事です。
 反省点は2つあります。1つ目は、ミーティングの回数の少なさと、ミーティングで話し合った内容を、メンバー全員で共有が出来なかったという点です。一人ひとり取り組む意欲や姿勢が違い、常にメンバーと意見を交わしながら進めていけばよかったと感じています。また、自分が担当している企業だけを把握するのではなく、全ての企業にメンバー全員で取り組んでいればもっと多くの情報が共有できたと反省しています。
 2つ目は、初めての企画ということもあり、試行錯誤で始めていきましたが、自分たちで決めたスケジュールがなかなか想定通りに進まず、臨機応変に対応することがとても難しかったという点です。余裕をもって企業へのアポイントを取ったりしていたつもりでしたが、実際は電話だけでは企画が通らず企画書を送付して、企業からの回答がすぐに届かない場合もあり、スケジュールに影響しました。また、候補の企業は何社もありましたが、断られてしまうことも多く、粘らなかったことや次の企業をもう少し多く考えていたほうがよかったと反省しています。もう少し余裕を持ってスケジュールを立て、行動するべきだったと思います。
 この企画を通して、多くの事を得ることが出来ました。大学生2年生ではなかなか経験することのないビジネスマナーを学び、企業へのアポイントの取り方等を実践できました。また、企画を成し遂げるまでのスケジュール管理などを学ぶことが出来、自己成長に繋がりました。また、先輩方から頂いた言葉はとても貴重であり、私たちの意識を大きく変えることが出来ました。この経験を多くの人に発信できるように、来年もオープンキャンパスや紅陵祭に参加していきたいです。この活動がこれで終わりではなく、また違う業種・職種の先輩方を取材できるよう後輩へ繋げていきたいと考えています。また、この企画を通してOMOTENASHI T-girlsの活動もより多くの方々に知っていただける機会を作れたのではないかと思います。

会計報告

  • 活動資金 200,000円
  • 支出総額 200,000円
内 訳
項 目 小 計
交通費 電車代 10,480円
会合費 企業への手土産代(8社訪問) 8,800円
印刷製本費 600部印刷 クラフト,コア株式会社利用、写真現像代 7枚 180,470円
消耗品費 色画用紙 110円
切手代(三井住友銀行へ郵送) 140円
合 計 200,000円
その他活動資金以外にかかった経費【自己負担分】
項 目 小 計
印刷製本費 600部印刷 クラフト,コア株式会社利用 17,740円
合 計 17,740円
  • 支出総額 200,000円
  • 活動資金 200,000円
内 訳
項 目 交通費: 電車代 小 計 10,480円
項 目 会合費: 企業への手土産代(8社訪問) 小 計 8,800円
項 目 印刷製本費: 600部印刷 クラフト,コア株式会社利用、写真現像代 7枚 小 計 180,470円
項 目 消耗品費: 色画用紙 小 計 110円
項 目 消耗品費: 切手代(三井住友銀行へ郵送) 小 計 140円
合 計 200,000円
その他活動資金以外にかかった経費
【自己負担分】
項 目 印刷製本費: 600部印刷 クラフト,コア株式会社利用 小 計 17,740円
合 計 17,740円

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