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軽視はダメ! 日本での就職
企画の概要
日本の労働力人口の減少により、企業の人材多様化は避けられないものとなってきた。積極的に外国人留学生を雇用することが企業の多様性を促進するための重要な手段となってきている。しかし、日本の独特な就職活動のシステムを理解していないため、多くの外国人留学生にとってハードルが高く、チャレンジする前に諦めてしまう傾向がある。
また、多くの外国人留学生を持つ拓殖大学も同様な問題を抱えている。昨年度の就職課が行った「2019年拓殖大学外国人留学生の日本企業への就職率」のデータと私達が実施した240名にも及ぶアンケート調査、インタビュー調査を通して、「拓殖大学外国人留学生の自己認識力が低いことと共に、大学が主催する就職説明会を軽視する傾向がある」ということが明らかとなった。それが、原因となり最終的に就職率の低下に繋がることがわかった。
以上の問題を解決するため、私達は就職課と連携した上で、ポスター、アナウンス、ビデオ、SNS等の手段で就職説明会をアピールする。さらに、大学が提供している就職活動のシステムをより機能させるためのワークショップを開催する。この企画を通してより多くの外国人留学生の自己認識力を向上させるとともに、拓殖大学外国人留学生が希望の職業に就職できる環境を提供し、成果を出すことが今回の目的である。
期待される成果・結果
1、拓殖大学外国人留学生に対しての就職サポート体制をアピール。
2、拓殖大学外国人留学生の就職をブランディング化する。
3、就職課の利用方法を宣伝する。
4、就職課と外国人留学生の相互理解を促進させる。
5、拓殖大学外国人留学生に向けて、学内の就職説明会への関心・意欲を高める。
6、拓殖大学外国人留学生の自己認識力を高める。
7、拓殖大学外国人留学生が日本での就職率を高める。
8、拓殖大学外国人留学生との日本社会との交流をはかる。
実施期間
2019年4月2日~2019年10月20日
4月2日 | プロジェクトへ向け第一回会議をした。 プロジェクトメンバーを会議により決定した。 |
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4月8日 | 就職に向けたワークショップを開催した。 鄭先生を講師に招き、約30名の留学生に向けて日本企業への就職に対する意識を高めた。 |
4月12日~4月16日 | 留学生の就職認識アンケート調査を実施した。 始めに中国人留学生をターゲットに「中国人留学生はどうして日本企業に就職しないのか」理由を知るために、アンケートの配布とインタビューを行った。 |
4月17日 | 就職課主催の就職説明会に参加した。 就職課が主催する就職説明会の現状を把握するため、見学した。 |
4月19日 | 今後のプロジェクトの具体的な実施内容を決めた。 ワークショップは2回行う、各国語のポスター、アナウンス、ビデオ、SNS等の手段でプロジェクトを進める。 |
4月22日 | 株式会社ACCESS(人材派遣会社)訪問した。 就職課の紹介により、留学生向けの就職援助をしている会社の方へ第一回ワークショップの講師として依頼をした。 |
4月25日 | ネットスター会社訪問した。 会社訪問のデータを基に、鄭先生、ネットスターの社長サイ氏等を第一、二回ワークショップの講師として依頼をした。 |
4月29日 | アンケート回収、データ分析を実施した アンケート結果を基に、今後プロジェクトの具体的な実施内容を決めた。 |
5月8日 | 発見された問題点を就職課に伝え、共に改善を目指す意向となった。 |
5月13日 | ベトナム人留学生会、国際交流会、中国人留学生会と話し合いを行い、コンセンサスを得て協力し、調査対象を増やした。 |
5月31日 | ワークショップの具体的なプロセスを決定、横断幕とポスターのデザインの作成。 |
5月28日~6月28日 | 企業訪問。(ByteyDance株式会社、橋本商工株式会社、和幸商事、株式会社フューチャーリーディング) 企業が求める外国人留学生像を知るため訪問し、第二回ワークショップに講師として招きたい。 |
6月4日 | 第一回ワークショップ宣伝の為の横断幕、ポスター等の備品購入。 |
6月10日 | 第一回ワークショップを認知してもらうため、ポスターなどを掲示。 |
6月17日~6月21日 | 第三回アンケート調査を実施。 第一回ワークショップの参加者数を確保するために、アンケートを作成し、外国人留学生に配布する。 |
6月24日 | 第三回アンケート回収、データ分析を実施。 ワークショップ参加者数をまとめ、ワークショップの形式について就職課と打ち合わせを行う。 |
7月11日 | 第一回ワークショップを開催し、フィードバックアンケートを配布する。 外国人留学生が帰国するか、日本に残るか両者のメリットとデメリットを明確に提示する。 |
7月12日 | アンケートを回収、それを基にデータ分析し第二回のワークショップ内容を提案する。 |
7月13日~8月13日 | 外国人留学生に向けて就職課の利用方法のビデオ作成。 |
9月16日 | 第二回ワークショップへ向け新たな横断幕、ポスター作成のために備品購入。 |
9月20日 | 第二回ワークショップを開催し、フィードバックアンケートを配布する。 就職課の先生と訪問した企業を招き、自己分析を行う、次回就職課が開催する就職説明会の宣伝も兼ねる。 |
9月25日 | すべてのアンケートを分析したデータを就職課に提供する。 |
企画経費
総経費 150,000円
(1)備品費 | 18,442円 |
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(2)消耗品 | 22,858円 |
(3)文房具 | 5,000円 |
(4)会合費 | 11,434円 |
(5)印刷費 | 47,266円 |
(6)交際費 | 15,000円 |
(7)交通費 | 30,000円 |
メンバー一覧
氏名 | 学科 学年 |
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姜 若琦 | 経営学科 3年 |
劉 書言 | 国際ビジネス学科 3年 |
庭山 健京 | 国際ビジネス学科 3年 |
長谷部 一弥 | 経営学科 4年 |
袁 子尧 | 国際ビジネス学科 3年 |
吴 赫奕 | 会計学科 4年 |
宋 爽 | 国際ビジネス学科 3年 |
黒澤 稜 | 国際ビジネス学科 4年 |
氏名 | 学科 学年 |
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王 心怡 | 経済学科 2年 |
来 守慧 | 経済学科 2年 |
林 君宜 | 会計学科 3年 |
応 佳颖 | 経営学科 3年 |
範 雷英 | 経営学科 1年 |
王 嘉歓 | 経済学科 1年 |
東福 里奈 | 国際ビジネス 3年 |
李 夢圓 | 経済学科 1年 |