優秀企画9団体と個人1名の企画書を公開!
各団体と個人の企画&評価ポイントをチェック!

一覧へ戻る

地域と学生が協働する六次産業化プロジェクト

関ゼミナール 大津島チーム 代表:花里 涼(政経学部 経済学科 2年)

企画の概要

【はじめに】
 関ゼミナールでは、2017年の大津島ゼミ合宿をきっかけに、現地と国交省主催の離島振興イベントのアイランダーでボランティア・スタッフとして活動してきた。
本年2月に島特産の柑橘類である「酢だいだい」の植樹をしてきた。
 島での作業を通じ、島の皆さんと繋がりができ、この島のために「東京に住む自分達にでも、やれることがあるだろうか」と企画検討を開始した。
 本年は島の柑橘類を食材とした新商品を開発し、紅陵祭で試験的に販売して反響などを調べる。さらに新商品の島内外での販売の可能性を追求し、島の振興につなげたいと考えている。

【大津島とは?】
 山口県周南市徳山沖合にある離島で、現在人口238人、高齢化率80.3パーセントである。
これは全国的に見ても、超高齢化地域であり、マンパワーや後継者不足など、様々な問題を抱えている。
 また大津島には、同ゼミ1期生が9年前に移住しており、学生の受け入れや、島内のコーディネートを実施してくれるため、より地域ニーズにあった形でプロジェクトを進められるため、より地域に入ることができ、その効果が期待できる。

【企画概要】
 学チャレでは、大津島というフィールドを活用し、地域と学生が協働し、島の柑橘類など特産品を使って、六次産業化プロジェクトに挑戦したいと思う。企画では畑の整備の【第1次産業】、加工食品の【第2次産業】、販売促進の【第3次産業】【地域づくり】に分類し、それぞれの目的と成果や効果を求めていきたいと考える。

【▽現地(大津島)での目的】
 1.マンパワーの提供と酢だいだいの畑の維持管理【第1次産業】
→2019年3月にゼミ合宿にて整備した、酢だいだい畑の継続管理。
 作業内容(収穫・草むしり、植え替え、耕作 放棄地の開拓等)
 2.商品考案【第2次産業化】
→柑橘類(かぼす)を使って、新たな新商品を、地域、地元企業と協議しながら考案する。
 3.新商品パッケージデザイン協議【第2次産業化】
→大津島在住デザイナーと学生が協議し、新商品のオリジナルパッケージを作成。

▽学内や首都圏での目的
 1.首都圏にて、大津島や酢だいだいのPR
→大津島(観光、宿泊、特産品、地域づくり)などの情報を発信する。
 2.紅陵祭にて”柑橘類を使った新商品”の販売。【第3次産業化】
→学生が開発した新商品や大津島の特産品を販売
 3.ヤッチャバ(墨田区で開催されているマルシェ)への出店【第3次産業化】
→学生が開発した新商品や大津島の特産品を販売
 4.紅陵祭やヤッチャバでのマーケティング調査やアンケートの実施【地域づくり】
→首都圏における大津島の認知度調査、今後の商品開発のためのマーケティング調査。

ページ上部へ戻る

期待される成果・結果

■学生側の成果
 →島民と関わることで、現場の声や、世代を超えた人生観や、意見を直接聞けることは、学生にとって、貴重な体験となる。
 →農作業や新商品の開発、その商品の販売など貴重な体験をすることにより、今後の就職活動に生かすことができる。
■マンパワーの解消
 →学生が支援者としてだけではなく、自主的に動くことによって、人手不足の解消(マンパワーの補填)に役立つこと ができる。【地域づくり】
 →ほ場の整備、収穫、運搬作業などを自分達で行う。【第1次産業】
■島の柑橘類を使用した新商品【第2次産業】
 →島内に新たな経済の循環が生まれ、一次生産者、労働需要の増加、雇用の創出により、将来的な過疎化の解消に繋がる。
■紅陵祭やヤッチャバ、アイランダー2019に出店/参加することにより、以下の成果を求めることができる
 →新商品、既存商品の販売を行う。【第3次産業】
 →実際に行った島での活動や経験を生かし、大津島のPRを行う。【地域づくり】
 →マーケティング調査や聞き取り調査を行い、販路の拡大や大津島自体の知名度向上を図る。【地域づくり】

ページ上部へ戻る

実施期間

2019年6月1日~2019年10月19日

6月1日~7月5日 内容:山口県離島青年会議事例発表  準備
詳細:2017年~2019年までの活動報告書作成。
所場:学内
7月6日 内容:山口県離島青年会議事例発表  発表
詳細:1H 講演、質疑応答。花里・井上・松島 参加
所場:徳山(周南市)
7月7日 内容:大津島視察案内補助
詳細:島内視察補助
所場:大津島(周南市)
7月8日 内容:ほ場整備
詳細:耕作放棄地再生①
所場:大津島(周南市)
9月1日~9月30日 内容:島内実施作業計画/準備検討
詳細:ゼミ内で検討。
所場:学内
10月初旬 内容:ほ場整備、商品開発
詳細:■耕作放棄地再生② ■かぼす収穫 ■特産品開発
所場:大津島(周南市)
10月14日~ 内容:やっちゃば市場 打ち合わせ
詳細:出店打ち合わせ。墨田区 曳舟。
所場:東京
10月15日~ 内容:紅陵祭準備
詳細:出店ベースの
所場:学内
10月20日~23日 内容:紅陵祭
詳細:■大津島”特産品”販売。 ■認知度調査を含むマーケティング調査
所場:学内
11月9日 内容:やっちゃば市場 出店
詳細:■大津島の特産品(果実・加工品)の販売。 ■地域PR活動。 ■マーケティング調査。
所場:東京
11月22日~24日 内容:アイランダー2019 参加
詳細:■学生活動PR、大津島の交流人口の増、UJIターン促進を目指す
所場:東京

ページ上部へ戻る

企画経費

総経費 320,000円

(1)交通費 110,000円
(2)交通費 7,100円
(3)宿泊費 13,500円
(4)運搬通信費 30,000円
(5)施設使用料 5,000円
(6)印刷費 70,000円
(7)謝金 10,000円
(8)謝金 10,000円
(9)講師料 10,000円
(10)消耗品 20,000円
(11)消耗品 20,000円
(12)雑費 5,000円
(13)雑費 9,400円

ページ上部へ戻る

メンバー一覧

氏名 学科 学年
富永 一帆 経済学科 2年
花里 涼 経済学科 2年
庭山 天秀 経済学科 2年
小阪 祐太 経済学科 2年
上原 司 経済学科 2年
島田 智紘 経済学科 2年
横島 一 経済学科 3年
柏野 太志 経済学科 3年
土屋 友陽 経済学科 3年
鈴木 幸大 経済学科 3年
氏名 学科 学年
森田 圭祐 法律政治学科 3年
岡沼 美幸 経済学科 4年
木下 美優 経済学科 4年
中川 綾乃 経済学科 4年
森川 侑果 経済学科 4年
松田 海斗 経済学科 4年
松島 和孝 経済学科 4年
桂田 旬蔵 経済学科 4年
藤澤 賢太郎 経営学科 4年
井上 高宏 経済学科 4年

TOPへ戻る